赤ちゃんがハイハイする姿…たまらなく可愛いですよね。成長は嬉しいけど、厄介なのはその好奇心。縦横無尽に冒険し、ところかまわず手を伸ばす…「ここはあぶないよ!」「それは触らないでー!」キッチンに立っている間もお掃除の間も、片時も目が離せなくなります。
うちでは長男が1歳の頃、それはやってきました。(運動面の成長が遅く、1歳でもまだハイハイしていました。)我が家はマンション住まいなので階段などはなく、基本的には危険はあまりないと思っていたのですが、一番困ったのはキッチンに入りたがること。
私がずっと立っているからでしょうけど、キッチンに立つ私の足元にきて、なんか絡まってくる…ごちゃごちゃしていて狭いキッチンで、お湯を沸かしていたり、火を使ったりと、なにかと危なっかしくて、ベビーゲートを設置することに決めたのでした。
長男5歳、次男2歳の今でもゲートはキッチンとリビングの間にあります。今となってはそこにゲートがあることが普通なので、私がうっかり開けっ放しにしていると、長男は律儀にきちんと閉めてから、ゲートの外でキッチン内にいる私に話しかけてくれます。笑
次男は生まれた時からそこにあるため、特に違和感がないようで、キッチンに入ろうとすらしません。これだけでもベビーゲートをつけておいて良かったなと感じています。
目次
ベビーゲートって必要??
好奇心旺盛な赤ちゃん。目にするもの全てが不思議で、なんでも触ろうとしますよね。立ち入って欲しくない場所、触って欲しくない場所…家の中にはいくつかそんな場所があります。
口で説明しても理解してもらえないないうちは、やはりベビーゲートやベビーフェンスを設置して物理的に立ち入れないようにしておくのが、赤ちゃんにとっても安全で良いのではないでしょうか。前述の通り我が家では、キッチンへの息子の侵入を防ぐためにベビーゲートはなくてはならないものでした。
ベビーゲートとベビーフェンスの違いは??
「赤ちゃんに立ち入って欲しくない場所をガードする」という商品は、主に2種類あります。ベビーゲートとベビーフェンス。
一般的には扉を開閉して行き来するタイプのものをベビーゲート、扉がなくまたぐタイプのものをベビーフェンスと呼ぶようですが、メーカーや店舗によって呼び方は様々で、あまり決まりはないようです。
設置方法の違い
ベビーゲートの設置方法は、突っ張り棒のように設置したい場所の壁や柱に突っ張らせたり、ビス等で固定して設置します。柱や壁に固定して、扉を開閉することで通り抜けることができます。
一方、ベビーフェンスは置くだけ、または突っ張って固定させるなどして設置します。基本的には開閉はできず、大人は通るたびにフェンスをまたぐ必要があります。
設置場所の違い
上記の通り、固定して使用するベビーゲートは、両サイドに壁や柱など、突っ張り棒を渡せるようなものが必要です。設置場所に穴をあけても良いかどうか、突っ張らせる壁や柱やの強度、また設置場所の幅など、あらかじめしっかりと確認してから設置しましょう。
また階段の上に設置する場合は、突っ張り棒だけではなくしっかりとネジやビスで固定するものでないと、強い力で押すなどして外れた場合にゲートごと落下する可能性があるため、非常に危険です。設置場所に応じて固定方法もしっかり確認しましょう。一方、置くだけのベビーフェンスは柱や壁などの固定は必要ないので、賃貸のお宅や、柱や壁がない場所でも設置することができます。
ただし前述の通り、大人はまたいで行き来する必要があるため、キッチンなど頻繁に行き来する場所には不向きです。食器や料理を持って度々またいで行き来するのは大きなストレスになります。
安全性の違いは?
ベビーゲートでもベビーフェンスでも、設置場所や設置方法を誤ると危険です。赤ちゃんは通りたくてつかまり立ちをしたり、大きくなると捕まってガタガタと揺らしたりぶら下がったりしますので、しっかり固定をした上で、定期的にゆるみがないかチェックをしましょう。
足元にバーがある場合は、つまづき防止のスロープがついた商品もあります。また舐めたりすることもあるので、素材や塗料の安全性もチェックです。
取り付け幅の違い
固定するタイプのベビーゲートは、設置する場所の幅に対して大きすぎる、小さすぎる、などがあると設置ができません。事前に取り付けたい場所のサイズを測っておきましょう。
ベビーフェンスは大きな幅にも対応しているものもあります。空間を仕切って赤ちゃんのコーナーを作ったり、近寄って欲しくないテレビの前を一定エリアガードする、という使い方もできます。
ベビーゲートはここに設置しよう!ベビーゲートのおすすめ設置場所!
主に触られたくない、入って欲しくないエリアはどこの家庭も決まっているかもしれませんね。
キッチンの入り口
お湯を沸かしたり、炊飯器が蒸気をあげていたり、火を使ったり、刃物があったり…なにかと危険なキッチン。子どもの手が届く足元にも収納も多いため、触られるとややこしいものもたくさんありますね。赤ちゃんの火傷や収納引き出しでの指詰め防止のため、キッチンの入り口の設置は強くおすすめします。
階段の上/下
赤ちゃんのスペースが主に1階なら、一人で階段を登っていかないように階段の下に設置することをおすすめします。一方、子ども部屋ゆ寝室が2階などにある場合は誤って赤ちゃんが落下しないよう、階段の上にも設置が必要でしょう。
玄関
ベビーゲートの設置場所としてメジャーなのは上記2か所かと思いますが、玄関に設置されている家庭もたまーに見かけます。目を離したすきに赤ちゃんが玄関に向かってしまうことを防ぎます。特に玄関に段差がある場合などは設置を検討されても良いかもしれません。
ちなみにうちの息子は2人とも、2歳頃に玄関の鍵に興味を持ってしまい、私がちょっと玄関外で掃除したりベビーカーをセットしたりしている間に「かちゃり」と鍵をかけてしまうことが何度かありました‥
幸いにも鍵を手元に持っていたり、そのままガチャガチャと本人が鍵を回してくれたおかげで、締め出されるということはありませんでしたが、こういう時にも玄関に近寄れないようにゲートをつけておけばパパやママが締め出されることは防げるかもしれないですね。
ベビーゲートを選ぶポイントはこの5つ!
取り付け幅は合っているか?
一番重要なのは、設置場所の幅に合ったサイズかどうか。固定して使用するベビーゲートはサイズがあわなければ機能しません。幅に合った商品をしっかりと固定しなければ、すぐに緩くなってしまい危険です。
適応サイズは商品によって、例えば「60~80cm」などと幅があるので、自宅の設置希望箇所の幅がちょうど中間くらいになるサイズを選ぶとよいかと思います。
設置場所に合った強度か?
赤ちゃんが捕まり立ちを始めると、ベビーゲートにも捕まって立ったり、ガタガタと揺らしたり、ぶら下がってみたり、となにかと体重をかけるようになります。特に階段上のものは、そうするうちに外れてしまい、赤ちゃんがゲートごと落下してしまうと大変危険です。
設置場所に応じてしっかりとネジやビスで固定できるものにしたり、突っ張らせて設置するものであれば突っ張り棒部分の太さや、か壁紙や柱の素材との相性(滑りやすくないか)などを確認しましょう。
設置方法は問題ないか?
何度も書いているとおり、突っ張り棒式のものであれば、突っ張らせるため、並行に並んでいる壁や柱が必要です。しかしすべての設置場所にそのような場所があるとは限りません。
最近ではロールタイプのものもあり、並行な壁や柱がなくても設置できるものもあります。また、住宅事情によってはネジやビスで取り付けることができない場合もあるので、設置方法を確認しておきましょう。
ロック機能の充実
開閉操作が簡単なものは、頻繁に通る所に設置するには便利ですが、2,3歳になれば簡単に開けられてしまうこともあります。一方で3箇所など複数でロックできる商品は子どもは開けることができないため、安心ではありますが、毎回通る度にその操作が必要なため、頻繁に行き来する場所の設置であればパパママの日々のストレスになる可能性もあります。
これも単に安全上ロックが複雑であればあるほど良い、というわけではなく、設置場所とのバランスなのでしょうね‥あわせてチェックしたいのは、自動で閉まるか、開いた状態のまま固定ができるか、という点。
例えばオートクローズ機能があれば、うっかり閉め忘れるのを防ぐことができます。また頻繁に行き来する場所であれば、90度に開いた状態で固定できる機能があると便利な場合もあります。
素材はどうか?
スチール製、木製、樹脂(プラスチック)製、メッシュ、等、素材は様々。インテリアになじむか、風通しを邪魔しないか、取り付ける壁や柱との相性はどうか、などを考えて選ぶと良いと思います。
実際に使って良かったおすすめベビーゲート
実際に我が家で使用しているものはこちら1点です。
カトージ ウッドベビーゲート
出典: Amazon.co.jp
こちらは実際に我が家で使用しているベビーゲート。こちらの白をキッチンで使用しています。突っ張り棒式で簡単に設置ができるにもかかわらずしっかりとした作りであること、閉め忘れを防ぐオートクローズ機能、そして片手で簡単に開閉操作ができる点が我が家にはぴったりでした。
片手でロック解除できるとはいえ、「レバーをずらして持ち上げる」という操作のため、子どもの力ではなかなか難しく、5歳の長男もいまだに開けられません。オートクローズの度に「ガチャン」と音がするのがうるさい、というクチコミを見たことがあるので、気になる方には気になるかもしれません。(音を出したくない時には手を添えて閉めれば良いだけなので、私には許容範囲です。)
次買うならこれ!気になるベビーゲートおすすめ人気ランキングTOP6
第6位 ベビーダン セーフティゲート ガードミー
日本ではあまりなじみのないメーカーですが、デンマークのベビー・ペット向けセーフティーゲートの開発・製造メーカーであるベビーダン社。厳しいヨーロッパ基準で安全な製品を開発・製造し続けてきた経験と実績が世界で認められています。
こちらはPVC(ポリ塩化ビニル)フリーで毒性成分が含まれず、万が一赤ちゃんが舐めても安心。部屋の通路、階段の上下に取り付け可能です。また使用しない時はジャバラのフェンスをたたんでおくことができるのが便利です。
第5位 日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラSサイズ
こちらはその名の通り、置くだけで設置できる自立式。ベビーフェンスのようですが、扉があるのでベビーゲートの一種かと思います。必要な場所に必要な時に置くだけ。
素早く設置ができ、場所を変えたい時も簡単に移動させることができます。例えばお孫さんが帰省する時だけ使いたい、浴室の湯舟にお湯を張っている時だけ、お部屋の掃除の間だけ・・など固定せずに赤ちゃんの侵入を防ぎたい時に便利です。
「置くだけ」で危なくないのか?下のプレーとに赤ちゃんが乗ると、その体重でしっかりと固定されるとのこと。また赤ちゃんがゲート本体を掴んで揺らした時などに壁に当たって傷つくのを防止するため、コーナークッションもついています。
左右が別々に調整できるので、設置する場所の壁の形や角度が異なっていても、簡単にフィットさせることができるのも嬉しいですね。ただ可動性が特徴なので、しっかりとガードしたい階段などには不向きでしょう。
第4位 日本育児 スーパーワイドゲート
最小幅165cmから最大幅363cmまで調整ができるワイドサイズ。好きな幅に調節して使用することができます。広い部屋の中で、赤ちゃんコーナーを作るためのベビーサークルとしても使用することができますね。
ビスで固定することもできますが、別売りの「どこでもポールセット」を使用すれば、床と天井にポールを突っ張らせてポールと本体をジョイントでつなぐことで、設置することができます。壁に穴をあけることなく、さらに並行の壁や柱も必要ありません。メッシュであることで風通しや見通しも抜群です。
第3位 リッチェル 木のオートロックゲート
木製ですがポールの1本1本が細くすっきりとした印象のこちら。柱や壁を傷つけないゴムの設置部分と突っ張るだけで設置できる簡単設置が魅力です。
オートクローズ、オートロック機能があり、手を離せば自動で閉まってロックがかかります。それだけでなく、ドアの90度まで開くと開放をキープできる機能があるため、少しの間あけておきたい、という場合などに便利です。
例えばキッチンで頻繁に通るときは開放キープして、通常はオートクローズで閉め忘れを防ぐ‥というなんともママ思いな作りです。また、床のバー部分にはつまづき防止のスロープがついているのも良いですね!
第2位 ネビオ ゲートル
こちらはロール式(巻き取り式)のベビーゲート。設置幅はわずか10cmから140cmまで設置が可能なので、狭い場所から広い場所まで対応可能です。使用しない時は開放することができ、さらに本体の設置幅が10cmなので、開けた状態でも邪魔にもなりません。常にガードしておきたい場所だけでなく、例えば玄関など、一時的に使用したい時にも便利です。
ネジ式のため階段上でも設置が可能。さらに開閉用パーツが4個付属しているので、例えば中央に本体を取り付けて、階段下と部屋の入口など、時と場合に応じてどちらかをガードすることもできます。
また床部分に段差がないため、つまづく心配がない点や、メッシュ素材で使用時も部屋の印象を圧迫しない点も嬉しいですね!何よりスタイリッシュな点が個人的には気になっています!
第1位 カトージ セーフティオートゲート
本体は取り付け幅75cm~85cmですが別売りの拡張フレームを使用することで、最大130cmまで取り付けることができるこちら。突っ張り棒式で設置が簡単であること、オートクローズ機能と片手で開閉できる手軽さはやはり良いですね。
オールホワイトのカラーや細いポールもインテリアを邪魔せずすっきりと部屋を見せてくれます。良い意味でごくごく無難な商品だと思います。
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赤ちゃんの安全が守られていれば、パパやママも安心して掃除や料理などの家事をこなすことができますね。ベビーゲートを活用して、安全で快適な環境を整えて、家族みんながストレスなく過ごせることができたら素敵ですね!