今回は「消せる」ボールペンでおなじみの人気商品、「フリクションボールペン」のおすすめポイントやわたしが使って感じたメリットやデメリットなどをたっぷりお伝えしたいと思います!
目次
フリクションボールペンはこんな時に使うと便利
フリクションボールペンのいちばんの魅力はボールペンなのに、修正液やテープを使わず書いた文字を「消せる」こと。わたしは「消せる」というメリットを活用して主に以下のシーンで使っています。
カレンダーやスケジュール帳に予定を書き込むときスケジュールはスマホで管理するという方も増えていると思いますが、わたしは手帳やカレンダーを使うアナログ派です。
予定の変更があったときに二重線で消して、新たに書くには手帳のスペースが足りない…かといって、修正テープを使うのは面倒…というプチストレス。手帳を愛用するアナログ派の方ならそんなストレス一度は感じたことがありませんか?
そんなプチストレスがフリクションボールペンで書くようになってから一気に解消されました!
お礼状などの手紙を書くとき
修正テープなどと違って、修正跡が残らず「キレイ」に修正できるメリットを活用してお礼状などの手紙を書くときに愛用しています。
お礼状などのちょっとかしこまった手紙を書くときはなるべく修正テープを使いたくないので別の用紙に書く内容を下書きしてから、書くようにしていたのですがフリクションボールペンを使うようになってからは直接本番用の便箋に書くようになりました。
一時的にメモしたいとき
とりあえずメモしたい!というときにも、後できれいに消せるので躊躇なくどこにでもメモを残すことができます。ちなみに筆者は出先で電話が掛かってきたときになどメモが必要なときに、手帳の空いたスペースに記入し必要がなくなったら消すといった使い方をしています。
プチイラストを描くとき
メッセージカードなどにちょっとしたイラストを書き添えるときにも、フリクションボールペンで描けば失敗したときにも、手軽に描き直しができて便利◎
タイプは大きく分けて3種類
フリクションボールペンには大きく分けて3タイプの種類があります。ここでは、筆者が使ってみて感じている、それぞれのタイプのメリットとデメリットをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
キャップ式:単色
【メリット】
・芯の保護ができる(芯が潰れてしまう心配がない)
・インク漏れ等で服やペンケースなどを汚す心配がない
・キャップで密閉されているので、ペン先が乾かない
【デメリット】
・キャップを落としたりして、紛失する可能性がある
・キャップの開閉が必要なので、ノック式と比べるとひと手間掛かる
キャップ式・単色(全5種)
出典: Amazon.co.jp
ノック式・単色
【メリット】
・片手で操作ができるので、すばやく使える
・キャップを落としたりして、紛失する心配がない
【デメリット】
・ペン先が誤って露出してしまうと、衣類やペンケースを汚す可能性がある
・ペン先を出しっぱなしにして放置したり、長期間使わないでいるとペン先が乾燥してインクが出にくくなる
ノック式・単色(全5種)
出典: Amazon.co.jp
ノック式・多色
【メリット】
・複数の色を、1本で持ち歩ける
・ペンを持ち替えずに、色分けした文字をすばやく書ける
・キャップを落としたりして、紛失する心配がない
【デメリット】
・よく使う色だけインクがなくなりやすく、インクの管理が面倒
・グリップが太い商品が多いので、人によっては持ちにくさを感じる
・ペン先が誤って出てしまったりして、衣類やペンケースを汚す可能性がある
・ペン先を出しっぱなしにして放置したり、長期間使わないでいるとペン先が乾燥してインクが出にくくなる
ノック式・多色(全7種)
出典: Amazon.co.jp
価格帯も200円台とカジュアルに使える商品から高級感のある3,000円台の商品までと幅広いラインナップで展開されています。
キャップ式、ノック式、どちらの商品も使っていますが個人的に使いやすいのは、キャップを落としたりする心配がなく片手で扱えるノック式。
ただしノック式はうっかりペン先を出したままにしておくとペン先が乾燥して固まってしまうので、そこは注意が必要ですね。
フリクションボールペンでいちばん重視するべき部分は?
フリクションボールペンで私がいちばん重視しているのは、ずばり「消しゴム」の部分です!
以前100円ショップで購入した商品で、この消しゴム部分の品質が悪いせいで、擦ってもきれいに消えず、跡が汚く残ってしまったという経験からゴム部分は「無色」&「適度な硬さ」であることを確認するようにしています。
ちなみに「無色」を選ぶ理由は、ゴムの色移りがないから。色がついているゴムだと、擦る紙によっては擦る摩擦によってゴムの色が紙に移ってしまうことがあります。「適度な硬さ」については、柔らかすぎると消しにくいし、硬すぎると紙を傷める原因になるから。
また、消しゴムの形状が細かい文字も消しやすいか?というのも手帳等の狭いスペースに書き込む場合は重要です。出来れば試し書きができる店頭で、消しやすさを確認して購入することをおすすめします!
フリクションの短所を踏まえ、上手に使うコツ
薄すぎる紙を避ける
フリクションボールペンは後端部に付いているラバーで擦ることで書いたことを何度でも消せますが、何度も消すと、擦った摩擦で紙に負担が掛かり、特に薄い紙の場合は、紙がよれたりしてしまうことがあります。
なので、できるだけ薄い紙には書かないのがベストですが手帳など紙が薄いものに書いたものを消すときはできるだけ優しく擦って消すことをおすすめします。
使うシーンを限定する
普通のボールペンに比べるとインクの減りが速い商品です。なので「キレイに消せる」メリットが生かせるシーンにだけと限定して使わないと、コスパが悪いと感じるかもしれません。
消えて困ることは書かない
フリクションボールペンで書いたものは直射日光に当たる場所に放置したりして高温になるとインクが消えてしまう可能性があるので「証書類」や「宛名」など、消えて困ることには「使用しない」と覚えておく。
to buy インフルエンサーおすすめのフリクションもご紹介!
パイロット フリクションボール ノック 0.5mm
シーン別おすすめ「フリクションボールペン」3選
筆者が愛用しているフリクションボールペンの中から特におすすめしたいのは以下の3つ。
パイロット 消せる3色ボールペン フリクションボール3 0.38
出典: Amazon.co.jp
ノック式で、インクは、黒・赤・青のベーシックな3色。0.38mmの超極細タイプのペン先で、細かな文字を書く手帳に◎
重要度などによって、3色を使い分けられて便利。リフトクリップ付の商品なので、写真のように手帳に挟んで持ち歩いています。
パイロット フリクションボールスリム038
出典: Amazon.co.jp
全20色は、フリクションボールペンの中でもいちばんの多いカラー展開。グッドデザイン賞も受賞しているとてもスリムなモデルです。
筆者はその中から「LFBS-18UF-BB(ブルーブラック)」を手紙を書く時に使う専用ボールペンとして、家に常備しています。万年筆のインクを思わせる上品なカラーインクが手紙を書くのにピッタリでお気に入りの商品です。
ボールペン フリクションボールえんぴつ 12色セット
出典: Amazon.co.jp
きれいな発色が特徴で、パッケージに「いろえんぴつ」とある通りお子様の塗り絵用に愛用されている方も多い商品。わたしはプチイラストを描くときに愛用していますが他のシリーズと比べると、書き心地が柔らかいので文字を書くというよりは、色を塗ったり、絵を描くのに向いていると思います。
12色セットのほかに、24色セットの商品も有り。
ボールペンに興味のある方はこちらの記事もチェック!
消せるから綺麗にまとまる
「ボールペンも鉛筆のように消しゴムで消せたら便利なのに」という夢が現実にかなえられた「フリクションボールペン」。
発売されてから、どんどんラインナップも増え用途に合った商品を選ぶことで、さらに便利に使えるように進化しています。上記に記したような短所もありますが上手に活用すれば、とても便利に使えるボールペンなのでまだ使ったことがない方には、ぜひ1本使っていただき
この便利さを実感してほしい!そんなおすすめ文具のひとつです。
芯も買いだめしてるよ!