毎日使う筆記具は、それだけ人の目にも触れやすいです。消耗品だからと安物にこだわる気持ちもわかりますが、時には格好よく決めましょう。高級ボールペンは見た目にもおしゃれなので、取引先やお客様など、大事な相手の前で使うと印象もプラスにしてくれるメリットがあります。
ボールペンの中でも高級品に位置する商品を、ステーショナリー好きの私の視点からランキング形式でまとめました。既に気になる高級ボールペンがあるという方も、合わせてご紹介する高級ボールペンの選び方をぜひ参考にしてみてください。
目次
高級ボールペンはこんな方におすすめ!
「新しく買うなら別に通常のボールペンでもいいのでは?」そう思っている方は、以下のケースに当てはまるかをチェックしてみましょう。該当するなら、思い切って高級ボールペンを選んでみては?
新社会人の方は学生との線引きに
まずは次の春から新社会人になるという方。大人への一歩として、筆記具から見直してみるのもおすすめです。以降でも触れていますが、高級ボールペンは書き味など機能も違います。新社会人はまず先輩から教わった仕事内容をメモすることも多いですから、高級ボールペンで作業を楽にするのもおすすめ。
ステーショナリー好きの方であれば、初任給でのご褒美の1つに高級ボールペンを選んでもよいでしょう。
意味のあるプレゼントがしたい方
ギフトにも高級ボールペンはおすすめです。特に誕生日や何かの記念品として贈りたいならぴったり。ボールペンは毎日使うものですから、相手に印象付けやすいんです。高級ボールペンは名入れできる商品も多く、名前はもちろん日付や記念を示す言葉などを刻めます。忘れて欲しくない、そんな想いを届ける役にも立ちますね。
高級ボールペン選びのポイント
高級ボールペンを選ぶなら、次の特徴をどれだけ踏まえているかもチェックです。
仕事用かプライベート用かギフトか
まずは高級ボールペンの使い道です。特に注意したいのが見た目のデザイン。新社会人におすすめとは言ったものの、ど派手なカラーの高級ボールペンでは、先輩に怒られるのがオチです。仕事用なら黒を始め、落ち着いたカラーで柄も少ないたぷにしましょう。
プライベート用もしくはギフト用ならば遊んでみるのもあり。仕事用と合わせて2種類購入するのもよいですね。ただし贈り物にする場合でも、相手の方に仕事でも使って欲しい場合は考慮してあげてください。
見た目だけでなく使い心地も変化する素材
続いては素材。高級ボールペンはプラスチックなどが少なく、金属や樹脂などを用いた商品が多いです。見た目にリッチさが加わるのはもとより、ボールペン本体が重くなるのも特徴。軸が安定しやすくなるため、しっかりとした字が書けます。金属の方がより重厚感を出せるので、軽いボールペンだと不安定で書きづらいと感じている人におすすめ。
書きやすさは握りやすさ!太さで選ぶ
また高級ボールペンの太さもチェック。書きやすいと銘打っている高級ボールペンでも、最終的には個人差が出ます。普段使っているボールペンの太さを確認し、できるだけ近いものを選びましょう。
ギフトの場合は想像に頼る部分もありますが、相手の方が男性や手が大きい方なら太め、女性や手が小さめの方なら細めを意識すると失敗しにくいです。
意味を込めたいなら「文字入れ」もおすすめ!
改めて名入れ・文字入れについてお話しします。メーカーによって入れ方が異なるので、どんな方法があるか、どれなら入れたい高級ボールペンに1番しっくりくるかを把握しておきましょう。
名前や文字を直接
まずは名前や入れたい文字を直接入れる方法。SATOUなどローマ字が多いですが、かなや漢字に対応しているところもあるので、好みや判別しやすさなどで選び分けましょう。あまりに長い文字列だと全部入りきらないこともあるので注意してください。
イニシャルを入れる
山田太郎ならT.Yなど、イニシャルを入れることも可能です。苗字と名前両方をイニシャルにするだけでなく、鈴木花子ならH.SUZUKIなど、いずれか一方のみをイニシャルにすることもできます。
日付、年齢を入れる
ギフトなら数字を入れるのもおすすめです。贈る相手の誕生日や、贈った年に迎える年齢などを刻みましょう(0511、1022など)。文字数に余裕があれば、名前やイニシャルと組み合わせて入れ(S20、一郎25など)、オリジナル感を出すのもよいですね。
高級ボールペンで人気のブランド・メーカー3選
高級品らしく?ボールペンにもいくつか有名なブランドがあります。メーカーにもこだわりたいなら、下記からぴったりの高級ボールペンを探してみましょう。
独創的なデザインを求めるなら「パーカー」
まずはパーカー。フランスのメーカーですが、ヨーロッパはもちろん世界中で人気のボールペンブランドです。ペンのクリップ部分が矢羽根の形になっているなど、全体はシンプルながら細部にこだわったデザインが特徴。書きやすさゆえ著名人にも愛用者は多く、政治・歴史に関わる書類がパーカーのペンで書かれたなんて話もあります。
洗練されたデザインを求めるなら「ラミー」
ラミーはドイツのボールペンブランドです。見た目が特徴的で、独自ブランドはもちろん外部のデザイナーの協力を得てのコラボにも力を入れています。仕事用はもちろん、プライベートでも高級ボールペンを楽しみたい方におすすめです。
世界的宝飾ブランド「スワロフスキー」
文具メーカー以外も高級ボールペンを扱っています。例えば宝石やクリスタルで知られるスワロフスキー。自社で展開するだけでなく、文具メーカーに自社のクリスタルなどを提供しているのも特徴です。
他社に提供している場合は、スワロフスキー社からの認定証が同梱。インターネットなどを利用して本物であることが確認できるため、偽物対策にもなっています。
2019年度最新版!高級ボールペンのおすすめランキングTOP8
では改めて、高級ボールペンをランキングでご紹介します。
8位 ラミー ラミー2000 4色ボールペン
出典: Amazon.co.jp
落ち着きと温かみあるデザイン
樹脂素材のラミー製ボールペンを8位にしました。値段が1万を超え、高級品と呼べるレベルな一方で、簡単には手が出しにくいという点からランキングでは最下位に。
ただ1本で4色を使い分けられる多機能ボールペンであり、ペン軸がシックで落ち着いたデザインであることから、主に仕事用として活躍間違いなし。ちょっと奮発してみたい人におすすめです。
7位 パイロット ボールペン グランセ
出典: Amazon.co.jp
黄銅軸でリッチ感のあるボールペン
続いては黄銅素材のグランセです。本体カラーは原色系メタリックで赤や青など4パターンが存在。加えてペン軸など細かい部品がゴールドやシルバーで彩られており、見た目からも高級感を出してくれています。
機能では、ノック式ではなく回転式によってペン軸を出すのが特徴。太さは直径1cmほどで、通常のボールペンに慣れている人にもなじみやすいです。
6位 ウォーターマン メトロポリタン エッセンシャル
出典: Amazon.co.jp
カラーバリエーション豊富でギフトにもおすすめ
ウォーターマンのメトロポリタン エッセンシャルは、真鍮のペン軸。カラーの豊富さが特徴で、パープルやローズウッド(薄ピンク)などあまり見ない色や、ペン先などの部分違い、軸の上下半分ずつでカラーが分かれているタイプなど様々なタイプに分かれます。その分ほかの人と被る心配がなく、オリジナル感も得やすいです。
ペン軸、ペン先ともにやや細めの作りで、細かい字を書きたい方や手が小さめの方に向いています。専用のケースに入っているため、ギフトの際も梱包に困らないのは便利ですね。
5位 VEECANS スワロフスキー Crystalline
出典: Amazon.co.jp
200個のクリスタルが入った女性向けボールペン
5位はVEECANSのCrystalline。表面はクロムメタル素材ですが、上半分は200個ものスワロフスキークリスタルを使ったボールペンです。スワロフスキーの認定証もあるのがよいですね。下半分は黒のほか白と桜色で、成人式や就職などお祝いごとの贈り物としてもぴったり。
7位同様ペン先は回転式で出し入れするため、ポケットやカバンを汚したくない方にもおすすめです。
4位 Maiyu 高級ボールペン ケースセット
出典: Amazon.co.jp
カラーで素材にも違いあり
Maiyuの高級ボールペンは、天然樹木を使っています。カラーや赤・茶・クリーム色の3つがありますが、赤なら花梨、茶色は竹、クリーム色はメープル(楓)と使われる木の種類も変わるのが特徴。セットとなるケースも、ペン軸と同じ素材で作られています。
木目が見えるのもポイント。家具などもそうですが、木の温かみを感じさせてくれるデザインです。また太さは1cmとほかの高級ボールペンと大差ないのですが、木の印象がそうさせるのか、より太く丸っこく見えます。
3位 パーカー ボールペン IM
出典: Amazon.co.jp
クリップの矢羽根がおしゃれなボールペン
真鍮製のIMシリーズは、1.1cmとやや太めの作り。パーカーブランド特有の、クリップ部分が矢羽根の形になっているのもおしゃれですね。カラーは軸と細かい装飾で異なっており、黒い軸にゴールドの装飾、青の軸にシルバーの装飾など4パターンほどが揃っています。シンプルなカラーなので、ビジネスシーンにもおすすめ。
またインクも黒だけでなく赤や青が存在。黒軸なら黒インクなど、インクの数だけ複数のボールペンを使い分けるのも楽しいです。
2位 パーカー ボールペン アーバン
出典: Amazon.co.jp
平らなペン軸が特徴的なシリーズ
2位もパーカーのボールペンを選びました。3位同様素材は真鍮です。ペン先の反対側がフラットな形が特徴的で、クリップの矢羽根も3位とは違い羽が尖っていません。パーカー製の中でも、ちょっと変わったタイプを求めたい方に向いています。
カラーも黒・銀・青ではなく、ロンドンキャブブラックにファーストトラックシルバー、そしてベイシティブルーと凝った名前。ペン軸・インクともに太めで、滑らかながらも重厚感も感じさせます。
1位 ステッドラー アバンギャルド
出典: Amazon.co.jp
丸っこさとカラーバリエーションの多さが魅力
硬質アルミを含む合金でできた、ステッドラー製のボールペンが1位です。アバンギャルドシリーズはペンの下半分がやや膨らんだ形をしていて握りやすく、丸っこさを感じさせるのが魅力。2005年にグッドデザイン賞を受賞しているほどです。カラーは白・黒・灰のモノクロ系や金・銀・青のメタル系など豊富なラインアップから選べます。
アルミ製ということもあってか、20gに満たない軽さも特徴。重さを重視する方だと注意が必要かもしれませんが、持ち歩きしやすくスムーズに書けます。
ボールペンに関連する記事はこちらをチェック!
高級ボールペンの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、高級ボールペンの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
高級ボールペンでおしゃれさとスマートさをゲット!
ただ書くだけなら安価なボールペンもありですが、見た目も格好よく、より書きやすい筆記具を求めるなら高級ボールペン。記入がきちんとできることは、仕事の効率アップにも繋がりますから、見た目だけでなく中身もスマートと言われる可能性大。
また値段が高いものを買うことで、その分大切にしようという気持ちも湧いてきます。壊れたら買い換えれば良いと考えがちな通常のボールペンよりも大事に扱おうと考えるので、長期的にはコスパがよく、かえってお得になることも。ぴったりの高級ボールペンを選んで、仕事もプライベートもより充実させましょう。