「万年筆にちょっと興味あるけど、何から始めたらいいかわかんないなー…」って方…
ようこそ!!!
個人的なことからお話しすると、パイロット製品との最初の出会いは今思うと子供の頃父が愛用していた今はなき「エリート」シリーズのボールペンだったのだと思います。
(当時で何年くらい使っていたのかわかりませんが、かなり長く使っていたようです。)そして時を経て、子の私が万年筆を手にしたとき、最初の1本はパイロット製でした!
目次
今年で創立100周年!パイロットってこんな会社
パイロットコーポレーションというと、最近だと大ヒットしたこすって消せるボールペン「フリクションボール」、自分の学生時代だとDr.グリップシリーズ、水性ゲルボールペンのハイテックCあたりでしょうか。
万年筆を出している国内大手3社では売り上げナンバー1、他に入門機として≪万年筆≫という今ではちょっと手に取る機会が減ってしまった文具の入り口を広げた「カクノ」、和名の色名と多彩かつ印象的な色合いで若い女性を中心にヒットした万年筆インク「iroshizuku – 色彩雫」(24色)があります。
ちなみにパイロットというのは、パイロットには水先案内人いう意味があり、商船機関士を経て東京高等商船学校(現・東京海洋大学)教授に就任した並木良輔氏が盟友 和田正雄氏と共に設立し国産初の金ペン先の万年筆を発売した株式会社並木製作所に始まります。
(先んじて並木氏は1909年(明治42年)に授業で使う烏口(からすぐち:製図用に使われるつけペン。インクを少量ペン先に溜めて線を引けるが、付けすぎるとポタっとやってしまう)の扱いに苦労する学生の姿を見てペン軸の中にインクを貯めて書ける「並木式烏口」(特許取得)を開発、発売していました。)
その後、
1938年(昭和13年)にパイロット萬年筆株式会社 に改称
1989年(平成元年)に株式会社パイロット
へと変わってきますが、現在は2002年(平成14年)株式会社パイロットグループホールディングスを設立して株式会社パイロットを吸収合併、2003年(平成15年)から株式会社パイロットコーポレーションとなっています。
100年のうちには戦争だとか高度成長期~バブル期、アナログからデジタルへ社会の仕組みもどんどん変わってきましたが、各時代、魅力溢れる製品でユーザーを変わらぬ「書く」という文化を支え続けてきました。
そもそも万年筆の魅力は?
筆記用具に万年筆を選ぶ理由は、何よりもまず、自分が書きやすい状態に導けることです。実際に使ってみるとわかりますが、万年筆は使い続けるとペン先がこすれて削られ、消耗していきます。
消耗の仕方は人によって異なり、例えば左側に力を入れている人は左側が多く摩耗。ただ摩耗するのは書く際に紙などにぶつかる=邪魔になっている部分ともいえるので、消耗することは邪魔が無くなるのと同義。ゆえにボールペンなど書き味に変化のない筆記用具に比べて、万年筆は使うほどに書きやすくなります。
ゆえに万年筆は、安易に他人に貸せない筆記具。貸せばその人の書き癖を反映した消耗をし、書きづらくなるからです。
【タイプ別】万年筆のインクの補充方法
万年筆のタイプ別インク補充方法についてご紹介します。細かい部分はメーカーによっても違いがあるかもしれませんが、概ね以下の方法で行います。
メジャーな吸引式
万年筆のインク補充といえばまず吸引式です。インクボトルさえあればほかに道具は必要ないのがメリット。また種類やカラーを問わず、様々なインクが使えるのも魅力です。
反面インクボトルで手を汚してしまったり、うっかりインクをこぼす可能性がある点はデメリット。また様々なインクが使えると言っても、色や性質に違いがあるなら、万年筆はしっかり洗ってから補充しましょう。
手を汚しにくいカートリッジ式
続いてカートリッジ式は、万年筆のペン先の軸を外し、ペン軸の中に入っているカートリッジを交換するだけ。インクがこぼれる心配もなく、手を汚しにくい、誰でも簡単に行えるのがメリットです。ペン軸を戻すときに、カチット音がするまで深くはめ込むのを忘れずに。
力を入れすぎると、カートリッジが破損することもある点には注意しましょう。またカートリッジ式はカートリッジ本体の形状も万年筆に合っていることが求められるため、インクの色や種類が制限されることもあります。
注射器のようなコンバーター両用式
コンバーター式は、吸引とカートリッジの中間のような方法で補充します。まずペン先とペン軸を離したら、ペン先にコンバーター(吸入器)を装着。ピストン部分を回す・押すなどして下げたらインク壺にペン先を入れましょう。あとはピストン部分を引っ張って、あるいは回してインクを吸い上げます。
吸引が終わったら、ペン先についたインクを拭ってから蓋をして完了です。吸引式より便利ですが、カートマークと違って手が汚れないわけではないのがデメリットでしょう。
パイロット万年筆の人気シリーズ
パイロット万年筆は、種類が豊富なので、代表的なシリーズの性能や特徴をご紹介します。自分に合ったものを見つけましょう。
スタンダードは「カクノ」シリーズ
初めて万年筆を購入する方やお子さん用にお探しの方におすすめなのが、「カクノ」シリーズです。
本体が軽く、扱いが簡単なので、ハードルが高かった万年筆を一気に身近にした商品です。そのため、お子さんが使ったり、大人が普段使いに使用する万年筆として人気があります。
持ちやすく転がりにくい形状、低価格で販売されているので、ボールペンと同じような感覚で使用できる万年筆として、取り入れやすいです。
スケルトンなどのデザインがあるのも特徴になっていて、低価格なので何本も気軽に揃えることもできます。
美しいデザインの「コクーン」シリーズ
20代~30代の方に、シンプルでさりげなく持てる美しいデザインが特徴なのが「コクーン」シリーズです。まるで繭のように美しい丸みと無駄な装飾が一切ないデザインで、万年筆らしさを感じさせません。
また、デザイン性だけでなく使用感にもこだわりがあり、程よい重量感とやや太めの軸が握りやすく、持った時に手にしっくりと馴染みます。
マットなメタリック系のカラーを中心に7色展開で、美しいデザインにマッチするカラーばかりでスタイリッシュな万年筆です。購入しやすいので多くの方に人気のシリーズです。
インク漏れ・乾燥の心配なし!「キャップレス」シリーズ
万年筆はキャップが付いているのが一般的ですが、キャップがないノック式の万年筆が「キャップレス」シリーズです。
パイロットが開発した世界初のキャップレスの万年筆で、キャップがないとインク漏れやインクの乾燥が気になりますが、外気との接触をワンプッシュで遮断してくれるように、独自開発したシャッター機構を採用しているので、インク漏れや乾燥を防いでくれるため、安心して使うことができます。
ボールペンに多いノック式なので、片手でペン先を出すことができ、サッとメモを取ったりする時に便利です。
「キャップレス」シリーズはデザインにも富んでいて、回転式の「フェルモ」、細身で軽い「デジモ」、木材を軸に使った「木軸」、蒔絵が描かれた「螺鈿」などあります。
美しく書ける「エラボー」シリーズ
ペン先に弾力があり、しなやかなので美しい文字が書けるのが「エラボ―」シリーズです。
日本語にはローマ字などとは違い「とめ・はね・はらい」の日本語特有の書き方があります。その「とめ・はね・はらい」を美しく表現するために、エラボーのペン先は、他にはない独特な形状をしていて、熟練の作業員によって手作業で作られています。
筆のようなしなやかさを求め、柔らかさがありながらコシのある書き心地で美しい文字を表現することができる万年筆です。シンプルなデザインながら高級感のあるメタリック系カラー4色と、値段が少し低めの樹脂軸はマット系カラー2色があります。
最も大きい「カスタム74」シリーズ
手が大きい方でも握りやすい、軸が太いことが特徴なのが「カスタム74」シリーズです。万年筆の中でも大きいサイズのシリーズで、軸の太さは14.7mm、全長は143mmもの大きさあります。
ペン先は全11種類あり、一般的なF(細字)から、個性の出るMS(ミュージック)まで好みのものが見つけやすくなっています。
インクはカートリッジ式とコンバーター式の両方に対応しているので、手軽なカートリッジだけでなく、インクにこだわりたい方にも喜ばれるシリーズです。
デザインはシンプルですが、マット系カラーだけでなく、スケルトンカラーも揃っています。
カスタムには「カスタム74」だけでなく「カスタム845」など「カスタム」とつくシリーズが他にもあり、それぞれ特徴が違うので気をつけましょう。
【おすすめ】パイロット万年筆おすすめランキングTOP9
第9位 パイロット 万年筆 キャップレスダークブルー FC15SRDLF
サイズ | 1.3×14×1.3cm |
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シリーズ | キャップレス |
線幅 | 0.32mm |
インクの補充方法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
キャップがいらない万年筆
万年筆といえばインクが漏れてしまったり、乾燥しないようにキャップがついているものが一般的ですが、こちらの「キャップレス」なら、名前の通りキャップが要らないんです。そのため、使用の度にキャップを取り外し、使用後にまたキャップをつけるといった手間から解放されます。ボールペンのようにワンノックでかけるのは、とっても便利ですね。
ダークブルーの本体カラーは品があり、その艶感もまた万年筆ユーザーの心をくすぐります。軽くて扱いやすく、細字が書けるタイプなので、手帳専用の万年筆として使っている方も多いようです。
第8位 パイロット 万年筆 レディホワイトサクラ FD-18SR-SKU
サイズ | 13.3×1.1×1.1cm |
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シリーズ | レディホワイト |
線幅 | 0.5mm |
インクの補充方法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
卒業、入学のお祝いに
こちらのレディホワイトサクラは、ベージュの本体に白でサクラの花をちりばめた、季節感を感じられる万年筆です。清楚で凛としたその美しさはぜひ女性へのプレゼントとしていかがでしょうか。サクラの季節の卒業、入学、入社、誕生日など、プレゼントとして贈れば、相手の方にもきっと喜んでいただけることでしょう。実は私も春生まれで、こちらのレディホワイトサクラをプレゼントでいただいた際、とっても嬉しかったんですよね。
季節感を感じられるサクラの万年筆は、日本人ならではの春を思う気持ちが蘇る、素敵なアイテムです。
細身の万年筆ではありますが、ある程度の重さがあるため描きやすいのもおすすめポイントです。
第7位 パイロット 万年筆 エリート95S
サイズ | 17×4×6.5cm |
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シリーズ | エリート |
線幅 | 0.5mm |
インクの補充方法 | コンバーター両用式 |
書きやすく、手馴染みの良差ならエリート
7位はエリートシリーズの95S。値段はかなり高いものの、0.5mmで万年筆の中では極細の線幅が特徴です。15gの重さと、約13mmの軸部分から、扱いやすい万年筆でもあります。またキャップにインロー嵌合方式と呼ばれる仕組みが採用されており、付け外しの感触が良いのも魅力です。
書き味は、最初のうちこそ慣れないケースもありますが、引っかかってスムーズに筆が進まない、インクがにじむといったデメリットは起こりにくく、慣れてくればより滑らかに書くことが可能。大事な場面だけでなく、普段使いとしても用意しておきたいパイロット万年筆です。
第6位 パイロット 万年筆 コクーン FCO-3SR
サイズ | 17.5×4.1×4.1cm |
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シリーズ | コクーン |
線幅 | 0.32mm |
インクの補充方法 | 吸引式、カートリッジ式、コンバーター両用式 |
細字が好みのユーザーにおすすめ
続いてはコクーン。軸カラーが豊富な万年筆で、黒や白と言ったシンプルなものから、ブルー、ボルドー、オレンジなど鮮やかな色まで8色から選べます。
軸は細字にカテゴライズされていますが、線幅は0.32mmと極細の7位よりも細かく、小さな文字を書くことが多い方におすすめです。また書き味も滑らかさに特徴があり、アルファベットはもちろん漢字のハネやハライなどがきちんと区別できます。
初めてパイロット万年筆を試すという方にもおすすめの1本です。
第5位 パイロット万年筆 ルシーナ FL-5SR
サイズ | 1.4×13.1×1.4cm |
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シリーズ | ルシーナ |
線幅 | 細字 |
インクの補充方法 | コンバーター両用式 |
スタンダードタイプの逸品
5位はルシーナ。コクーンと同じく、軸のカラーが選べます。ラインナップは黒のほか、青とオレンジよりの赤の計3色。軸は14mmほどの太さで、細すぎず太すぎない点で握りやすく、使い続けるのに適しています。
本体の重さは13gほどしかないので、長時間書き続けることが多い方には、負担軽減になるでしょう。軽めの万年筆自体が好みの方にもおすすめです。
第4位 パイロット 万年筆 カスタム74 FKK1000RB-SFM 中細字 ブラック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 1.47×1.47×14.3cm |
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シリーズ | カスタム74 |
線幅 | お好み |
インクの補充方法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
線幅を自分好みで細かく選べるのが嬉しい
ちょっとおどろきませんか?この字幅の種類の多さ!S(ソフト)というのがあるのは国産でもパイロットだけです。
元々柔らかくてするするした書き味の金ペンですが、文房具店さんには全種類実際に試し書きが出来る(金ペンなのに!)台が置いてある店もあるので、是非試し書きで触って試して、この断トツ多い選択肢の中からご自身に合った字幅を見つけてほしいなと思います。私はSFMとSFで迷ってます(笑)
カートリッジもありますが、コンバータを使って気に入ったインクを入れて書くことを楽しんでほしいな、と思える1本です。
第3位 ペン習字ペン ペン先特殊合金 極細
サイズ | 9.91×1.27×1.27cm |
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シリーズ | ペン習字ペン |
線幅 | EF |
インクの補充方法 | コンバーター両用式 |
ファースト万年筆におすすめ
いつの間にか廃盤が決定していたんですね…
使ってみたいインクが増えてきて、ネットでカクノよりも更に手ごろなものがあると知って買ってみました。
口コミによるとペン習字ペンなので、書きやすいとのものもありましたけど、既に金ペンを知ってしまってたので新しいインクのテスト用になってしまいました。
でもペン習字用だけあって、握ったらちゃんと指の位置に収まるようにできてます。ペンを握りこむようにして字を書くタイプの私にはたまにこれで字を書いて握り方を確認します。
ネット上ではプレミア価格がついて妙なことになっているんですが、もし、店頭在庫を見かけたら、お試しにいかがでしょうか。一度Amazonのレビューを見てみて欲しいです。
第2位 プレラ 色彩逢い FPRN-350R-TLB-F
サイズ | 1.3×12×1.3cm |
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シリーズ | プレラ 色彩逢い |
線幅 | 0.32mm |
インクの補充方法 | コンバーター両用式 |
インクの色を楽しめるスケルトンボディ
こちらは個人的にカクノからちょっといいのが欲しくなり買いました。中のインクが見たかったので手になじみやすそうなコクーンよりもこちらを選んじゃいました。こちらもキャップをパッチンと押し込むタイプです。
ちょっと短めですが、キャップを軸にさせば大丈夫だと思います。
色彩雫の「天色」とか「月夜」なんか入れるときれいだと思います!
出典: Amazon.co.jp
出典: Amazon.co.jp
第1位 カクノ 特殊合金ペン先 極細・細字・中字
サイズ | 15.6×6.3×2.2cm |
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シリーズ | カクノ |
線幅 | 0.5mm |
インクの補充方法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
コスパも使用感も文句なし!
これですよこれ!このモデルで万年筆沼に若い学生さんやお姉さんが増えたんだと思います!手ごろな価格!かわいい見た目!
万年筆愛好家の間では「このお値段でこのクオリティ…」とも言われてたようです。
下手にクリップとかないのがまたいいですね!軽くてパッチンと押し込むキャップ式で取り回しも簡単。インクカートリッジもありますが、使いたいインクがある方はコンバータ-にも対応してるのでこちらでどうぞ。
1本1色入れてたらなんだかんだでこんなになってしまいました(笑)
最初は左2本のような中が見えないモデルだけでも盛り上がってたようなのですけど、透明ボディが追加販売されるや、また爆発。
発売前から気になっていて、出たての頃に近所の駅ビルの文具屋さんで見つけて1本買った際にはお店のお姉さんが「これはやばい(凄い売れる!)と思って追加発注したんですけど、もうメーカーさんにもない状況で…そちらが最後の1個です」って言われました…。
透明モデルとそうでないモデルはペン先の表情も違うんですよー。
時が経ち、今でこそ在庫も安定しているようですが、万年筆の気軽な入り口になるどころかスケルトンの魅力まで伝えてくれるとはまさに神モデルです!!!!!おすすめは Fです。
好みだとは思いますが、EFだとしょりしょりと刃物感があり、紙にインクを刻み付けてるような感じですが、Fだと刃物感が消えてするり感が出て、字幅の細さも両立します。
なお、中に入ってるインクはペリカンのエーデルシュタインルビーとモンブランのユニセフブルーです。
出典: Amazon.co.jp
【おすすめ】パイロット万年筆の比較表はこちら
商品画像 |
No.1
|
No.2
|
No.3
|
No.4
|
No.5
|
No.6
|
No.7
|
No.8
|
No.9
|
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商品名 | カクノ 特殊合金ペン先 極細・細字・中字 | プレラ 色彩逢い FPRN-350R-TLB-F | ペン習字ペン ペン先特殊合金 極細 | パイロット 万年筆 カスタム74 FKK1000RB-SFM 中細字 ブラック | パイロット万年筆 ルシーナ FL-5SR | パイロット 万年筆 コクーン FCO-3SR | パイロット 万年筆 エリート95S | パイロット 万年筆 レディホワイトサクラ FD-18SR-SKU | パイロット 万年筆 キャップレスダークブルー FC15SRDLF |
サイズ | 15.6×6.3×2.2cm | 1.3×12×1.3cm | 9.91×1.27×1.27cm | 1.47×1.47×14.3cm | 1.4×13.1×1.4cm | 17.5×4.1×4.1cm | 17×4×6.5cm | 13.3×1.1×1.1cm | 1.3×14×1.3cm |
シリーズ | カクノ | プレラ 色彩逢い | ペン習字ペン | カスタム74 | ルシーナ | コクーン | エリート | レディホワイト | キャップレス |
線幅 | 0.5mm | 0.32mm | EF | お好み | 細字 | 0.32mm | 0.5mm | 0.5mm | 0.32mm |
インクの補充方法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 | コンバーター両用式 | コンバーター両用式 | カートリッジ式、コンバーター両用式 | コンバーター両用式 | 吸引式、カートリッジ式、コンバーター両用式 | コンバーター両用式 | カートリッジ式、コンバーター両用式 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
リンク | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! |
【人気】気になるパイロット万年筆5選
万年筆 カスタム ヘリテイジ 912 BSFM 中細字・軟 FKVH2MRBSFM
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 1.6×14×1.6cm |
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シリーズ | カスタム |
線幅 | お好み |
インクの補充方法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
シンプルで本格派の万年筆
金ペン先のシリーズになるとですね…カスタム74以上の最大15種類からペン先を選べます。
EF(極細)、F(細字)、SF(細軟)、FM(中細)、SFM(中細軟)、PO(ポスティング-細かい書き込み用の超極細)
M(中字)、SM(中軟)、B(太字)、BB(極太)、C(コース -特太字)
FA(フォルカン-毛筆調のにかける極軟)、WA(ウェーバリー-ペン先が上を向いた特殊な中字)、SU(スタブ-縦線が太字、横線が中細字)、MS(ミュージック-楽譜用の特太字)
同じくラインナップされていてなんかすごく似てるカスタム742と743シリーズとの違いはペン先の色の他におそらくペン先のベースの形の違いじゃないかと思います。
S(ソフト)というのがあるのは国産でもパイロットだけです。
POとFA、WAが気になります…
ナミキ ファルコン 14金ペン先
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 19×6.5×3.5cm |
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シリーズ | ナミキ |
線幅 | 細字 |
インクの補充方法 | コンバーター両用式 |
Youtubeで人気に火がついた海外輸出盤
「ナミキ…?」と思われたかと思います。ナミキファルコンは国内ラインナップのエラボーの海外輸出版のことなんですって。
ナミキファルコンはあるYoutubeにて、ナミキファルコンのレビュー動画で一躍注目を集める事となり、海外版を逆輸入した商品の品薄が話題になったこともあったそうです。これを偶然見て、「万年筆に興味を持った」という方もお見掛けしました。
確かに何か書きたくなってしまうような動画ですよね!
パイロット製の万年筆の特性としてインクフロー(インクの出)が良いというのがあるのですが、この独特の柔らかく弾力のあるペン先と相まってこの動画で使っている万年筆も遺憾なく特性を発揮しているように見えます。
エラボー 14金 ペン先 極細軟・細軟・中軟・太軟
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 13.9×1.4×1.4cm |
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シリーズ | エラボー |
線幅 | 中字 |
インクの補充方法 | 吸引式、カートリッジ式、コンバーター両用式 |
やわらかいペン先で微妙なニュアンスを表現
前出のナミキファルコンの国内版です。軸は金属軸(パール塗装)バージョンと軽い樹脂製軸バージョンの2種類あり、色は金属軸が4色(ブラック・ブラウン・ライトブルー・レッド)、樹脂軸バージョンが2色(ブラック・レッド)となっています。
公式ホームページによると、エラボーの現行品は1978年(昭和53年)、全国万年筆専門店会と共同開発により誕生した初代「エラボー」の基本設計を踏襲しているとのことで、やわらかいペン先は日本語の「とめ」や「はね」、「払い」、字幅の強弱といった微妙なニュアンスの表現を可能にしているんだそうです。
ひょっとして…毛筆のような万年筆なのでは…
ナミキがペン先や軸の金属部分が金色なのに対し国内版は同じ14金ペン先なのにペン先・軸部分の金属が銀色になっています。
個人的には細軟に是非挑戦してみたいですねぇ。
パイロット 万年筆 キャップレス FC18SRBMF マットブラック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 20×8×4cm |
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シリーズ | キャップレス |
線幅 | 0.7mm |
インクの補充方法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
落ち着きのあるマットブラック
これ凄いんですよ。ボールペンのように気軽に使えるんです!すごい気になる…万年筆に限らず、水性インクのペンにとってキャップがないってのはインクが乾いちゃうんじゃないかと思うじゃないですか。
でも「気密性の高いシャッター機構によってインキの漏れや乾燥を防いている」とのことなんです。メーカーのホームページにはそれ以上詳しく機構についての説明がないのでどう言う仕組みなのか実際に使ってみたいです!
しかも驚くことに「世界初のノック式万年筆として、1963年の発売されて今に至る」。無印キャップレスのマットブラックなんか突起がほとんどないせいで、なんだか近未来感…!
カスタム823 14金ペン先 細字・中字・太字
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 14.8×1.5×1.5cm |
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シリーズ | カスタム823 |
線幅 | 中字 |
インクの補充方法 | 吸引式、コンバーター両用式 |
プランジャー吸入機構式の万年筆
これもぜひ一度使ってみたい万年筆です。今までご紹介したものって、カートリッジかコンバーターにインクを吸入する方式の物ばかりですが、こちらは「インク吸入の際に胴軸についているプランジャーというピストンを引くことによってタンク内を真空にしてから棒を押し込むことで作り上げた真空状態を解放させる」という方式なんだそうです。
一度に大量のインクを吸入できるらしいのですが、この機構でインクを吸入するモデルは国内外を含めてもあまりないので珍しいです。なお、パイロットの製品の中では一番インクを多く吸入できるモデルだそうです。(約1.5ml )
【人気】パイロット万年筆の比較表はこちら
商品画像 | |||||
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商品名 | カスタム823 14金ペン先 細字・中字・太字 | パイロット 万年筆 キャップレス FC18SRBMF | エラボー 14金 ペン先 極細軟・細軟・中軟・太軟 | ナミキ ファルコン 14金ペン先 | 万年筆 カスタム ヘリテイジ 912 BSFM 中細字・軟 FKVH2MRBSFM |
サイズ | 14.8×1.5×1.5cm | 20×8×4cm | 13.9×1.4×1.4cm | 19×6.5×3.5cm | 1.6×14×1.6cm |
シリーズ | カスタム823 | キャップレス | エラボー | ナミキ | カスタム |
線幅 | 中字 | 0.7mm | 中字 | 細字 | お好み |
インクの補充方法 | 吸引式、コンバーター両用式 | カートリッジ式、コンバーター両用式 | 吸引式、カートリッジ式、コンバーター両用式 | コンバーター両用式 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
リンク | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! | Amazon楽天Yahoo! |
万年筆の関連記事をご紹介!
パイロット万年筆、いかかでしたか?
実を申すと個人的に普段はペリカン(ドイツ)の万年筆を使っていることが多いのですが、この記事を書いていて国産万年筆の良さに触れ、新しい万年筆が欲しくなってしまいました(笑)
多彩なラインナップを揃えるパイロット万年筆、困った時のサポートもきめ細かく柔軟で素晴らしいと聞きます。
最初の一本としてだけでなく相棒に選べば、その名の通りきっと楽しい万年筆ライフの水先案内人となってくれることでしょう!