こんにちは。グルメ&旅行ライターのAYUMIです。「お茶」皆さんはお好きですか?私は大好き♪今回は煎茶に注目!!上品な甘みが魅力ですよね。
煎茶ならではのスッキリとした美味しさが心地良い、そんな方も多いのではないでしょうか。
飲めば飲むほどに伝わる旨みもクセになる、もっと飲みたい、そう感じた時にハマってしましました。
繊細な旨みがじわじわと伝わるあの感じ、私はそこに魅了されちゃった♪
日本のお茶と言えば、ここ数年で驚くほどに世界中で注目を集めているグルメの1つ。あっという間にブームになりましたよね。
誰でも気軽にふらっと立ち寄れる最新のティースタンド~奥深い味わいと魅力を存分に堪能できる専門のティーサロンまでますます身近なものへと変化してきている、そこがとっても嬉しいところ。
2煎目~3煎目とゆっくりじっくりと味わっていただきたい煎茶。
「どれにすればいいの?」「どうやって飲む?」「何と合わせるの?」そんなお悩みを解決できるきっかけとなれれば嬉しいです。
今回は煎茶の良さを最大限に活かして美味しく味わっていただけるヒントをお届けいたします。
煎茶ってどんなお茶?
最もポピュラーなお茶と言えるものがコレ。流通しているお茶の80%以上を占めているようです。茶摘みの後にすぐに蒸されて作られます。そうすることでよりキレイな緑色を保っているのだそうです。
見た目には細長い茶葉はとても繊細な印象。口に含めば旨みと共に、程良い渋みを愉しめるのがいいところ。他のお茶に比べて、甘みと苦みのバランスがとても良く、万人受けする美味しさのお茶の代表格。
上級品質であればあるほどに、旨みはUP!
他にはどんなお茶があるの?
ココでは煎茶以外の主なお茶をいくつか簡単にご紹介いたしますね。
玉露
日本を代表する高級茶、キング・オブ・ジャパニーズティーと言えばやっぱりコレでしょうか。しっかりとしたその甘みは上質なものほどとろけるようで格別。
玉露の場合、収穫前には茶樹に日よけを覆いかぶせられます。
そうすることで、濃厚な旨みが際立った味わいになります。お茶好きにはたまらない特別感ある茶葉ですね。
抹茶
玉露同様に日よけで覆いかぶされて育てられます。他のお茶とは違い、葉を揉まないのが製法の特徴。摘み取ったままの状態で乾燥させてから、石臼で挽くことで粉末状にしていきます。
そのおかげで茶葉を丸ごと味わうことが可能となり、豊富な栄養を余すことなく補給することができちゃいます♪そこが嬉しいポイント!日本を代表する文化「茶の湯」と言ったらやっぱりお抹茶ですよね。
深蒸し茶
最近ますます人気が高まりつつあるのがコレ。水色は濃い鮮やかな緑色。とってもまろやかでコクがある、苦みが少なくて飲みやすいお茶なんです。
味と香りが出やすくて、おうちでも比較的に簡単に美味しく味わうことができるという点がメリット。
煎茶に比べて、ゆっくりじっくりと時間をかけて蒸らされています。その結果、旨みに奥深さが出るので甘みと共に堪能できるのがいいところ。熱めのお湯で手軽に淹れられます。
ほうじ茶
煎茶・番茶・茎茶などの茶葉を高温で炒ることで香ばしさが引き出されたもの。青々とした茶葉を摘み取り→蒸す→揉む→乾燥→高温で焙じる、そうやって造られているんです。
使用茶葉によって味わいや色合いが違うのもまた魅力。お湯を注いだ瞬間に立ちあがる香ばしい香りはなんとも格別。苦みや渋みは少なくて飲みやすい、スッキリとした後味がお口の中をリセットしてくれる。
脂っこいお料理にもピッタリ!万人受けするお茶の中でも特に重宝するもの。
玄米茶
玄米ならではの香ばしい香りが最大の特徴。このお茶が生まれたきっかけをご存知の方はまだ少ないことと思います。
これは京都府のお茶屋さんがおもちを砕いたものを炒ってからお茶に入れて飲んだことから始まったと伝えられています。
煎茶や番茶と、きつね色になるまで高温で炒られた玄米だからこその絶妙な味わいが魅力。お手頃な価格のものが多いのが嬉しいところ。人気の高いのはお抹茶入りの商品。
日本茶の中でも私が特に好きなのが抹茶入り玄米茶と玉露。カフェインは少なめなので、玄米茶にしかないあの風味を是非ご家族皆さんで体験していただきたいです。
京番茶
関西人に馴染のあるお茶と言ったらコレ!春~秋に摘み取られた大きく固い葉がメイン。春のものは甘みを感じることができるのが好きなところ。
価格がお安く普段使いにピッタリ!カフェインは少ないのでご家族皆さんでたっぷり飲んでくださいね。
しっかりとした力強い味わいに加え、独特のスモーキーな風味が他との違い。煎茶を選別する特に出てくる大きめの葉も番茶になります。天日乾燥した後、揉まずに強火で焙煎して造られています。
蒸し玉製緑茶
渋みは少ないのでマイルドな味わいで飲みやすいのがいいところ。九州に多く見られる製法のお茶です。私としては佐賀県の嬉野茶のイメージが強いです。
製茶の工程で茶葉をまっすぐに細長くなるように整えることをされず、ぐるぐると回転しているドラムの中には葉を入れて熱風乾燥をしています。
だから真ん丸でグリッとした形になるからグリ茶と呼ばれています。
釜炒り玉製茶
生のお茶の葉を少しだけ自然乾燥と微発酵をさせる萎凋(いちょう)と呼ばれている工程を経て、回転する鉄の釜に茶葉を入れて炒られたもの。
そうして仕上げていくことで茶葉の発酵がストップする上に独特の香りが現れ、蒸し玉製緑茶と同様にまあるい形になるんです。
炒られたことで生まれる独特の香りが特徴的!水色は淡くなった落ち着いたイエローで、まるで山吹色みたいになります。佐賀県の嬉野茶に良く見受けられる製法です。
茎茶
玉露や煎茶などの上質なものを仕上げていく工程の際に出てくる茎の部分。どのお茶の茎かによって茶葉の名前や味わいや香りも様々。
例えばよくあるものですと、玉露を使った「雁金(かりがね)」「白折」などがあります。
葉の部分とさほど変わらない味わいの良さでありながらも、とてもリーズナブルな価格設定にされていることが多く、お財布に優しいというのも嬉しいポイント!茎茶ならではの独特の旨みがクセになり、グルメさんに好まれているお茶なんです。
粉茶
玉露や煎茶やほうじ茶を仕上げていく際に出てくる粉状となった葉のこと。このお茶はお湯を注ぐと鮮やかでしっかりとした緑色が印象的。
通常の茶葉と比べると、お湯に溶け出しにくい成分も含めて丸々摂取できる栄養満点なのが嬉しいポイント!
お安いにもかかわらず質の良い茶葉なので、価格から考えるととっても味が良いです。煎茶とは違い1煎目でお茶が出し切られてしまいます。
お湯を入れたら短時間で濃厚で美味しいお茶の出来上がり♪
芽茶
2煎目を是非ぜひ味わっていただきたいと思うお茶。香りが香ばしいのが印象的。濃ゆ~い味わいと旨み、さらに甘みもバランスよく存在している隠れグルメの1つ。
お好きな方はあえてこれを購入したいと考えるようです。
玉露や煎茶を仕上げていく際に出てくる新芽の先端部分や、まあるくよじれてしまった芽の部分を有効活用。
代表的な煎茶
ココでは全国各地で生産されている沢山の煎茶の中から、代表的な物をいくつか簡単にご紹介いたします。
宇治茶
昔からお茶の生産や加工が盛んに行われていますが、生産量は少なめ。昔ながらの手摘みをし、手もみで仕上げられている伝統製法の高級茶として有名な産地。品質の高さと味わいの安定感はピカイチ。
強い甘みとすっきりした味という印象。
知覧茶
日照条件にとても恵まれている環境、温暖な気候で育ったお茶。鹿児島県は静岡県に続き第2位の生産量を誇っています。桜島の火山灰を含んでいる土はミネラルが豊富。
ありとあらゆる製法でバリエーション豊かなお茶が造り出されているので、いろいろと飲み比べしたいお茶好きさんにとっては最高の産地ではないでしょうか。
高級なもの~お手頃なものまで、用途やお好みに応じて上手に選んでくださいね。
静岡茶
静岡県と言えば深蒸し煎茶のイメージが非常に強い!言わずと知れたお茶どころ、全国NO1の生産量を誇っています。なんと全国で生産される茶葉の約4割がこの地のもの。
川根・牧之原・天竜などが良く知られている産地です。川根茶は高級茶として有名、水色はクリアな緑色でフレッシュな味わい。優しい味わいでありながらも旨みと甘みは強いから私は好き♪
静岡産は水色はとても鮮やかな緑色のものが多く、旨みも甘みも濃く出ていてしっかりとした存在感ある味わいが特徴。
栄養が豊富に含まれているのが嬉しいポイントで、健康に意識関心が高い方々からは特に注目を浴びています。
八女茶
八女茶とは福岡県で生産されているお茶の総称、深蒸し茶が主流です。4月には一番茶を、ゴールデンウィーク頃に最盛期となります。
6月中旬~7月上旬ごろには二番茶を、7月下旬~お盆頃にかけて三番茶を収穫。ですがこの地域では、三番茶は摘み取らない茶園がほとんど、その方が一番茶の品質が良くなるのだそうです。
水色ははっきりとした緑色。コク深くて甘い味わいで美味しくて、旨みが強いという特徴があります。福岡県と言ったら高級な玉露の産地として有名なのでそのイメージが強いのではないでしょうか。
玉露は八女市の山間部で多く栽培されていて、ココでは日よけに覆いかぶせるものとして昔ながらの稲わらを使用。全国茶品評会において10年連続「農林水産大臣賞」及び「産地賞」に輝きました!
出典: Amazon.co.jp
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煎茶選びのポイント
甘みのあるお茶が飲みたい・・・
お菓子作りの素材として使いたい・・・
そう思った時、あなたならどうやってお茶を選びますか?
私が最も重視しているのは、甘みの強さ・香り高さ・製法の3つ。
ココでは煎茶選びの主なポイントを簡単にご説明いたしますね。
味
まずは甘み・渋み・旨み・香りが好みの強さのものを選ぶ。
次に風味は青々としたフレッシュなものと落ち着いた熟成感のあるもののどちらにするかを決める。
製法の違いは手もみや深蒸しなど、産地ごとに少しづつこだわりがあって、それによっても味わいに変化が生まれるので注目していただきたいです。
産地
私の特にオススメの煎茶産地は5ヵ所♪
高級茶の産地として有名、味・香り共に上質さを感じる知覧茶(鹿児島県)
高級ホテルも認める美味しさの朝宮茶(滋賀県)
国内第3位の生産量を誇り渋みが少なくコクのある伊勢茶(三重県)
玉露が有名、甘みと旨みが強くて水色が濃い八女茶(福岡県)
国内最大の産地の山で栽培される川根茶(静岡県)
グルメライターのオススメランキング8選
特別なお菓子とのティータイムをさらに格別のものにしてくれる煎茶。いろいろな視点から注目して選んだ私のオススメ商品8品をランキング形式でご紹介いたします。
第8位 伊藤園 おーいお茶
出典: Amazon.co.jp
スーパーなどあちこちで購入できるのが嬉しいところ。入手のしやすさに加えて、リーズナブルな価格帯と安定感ある味わいからリピーター多数。「お茶と言えばおーいお茶」そんなご家庭も多いのではないでしょうか。
馴染みもあり、安心感ある1品ですね。抹茶が入っていることでコクが加わり、水色は鮮やかではっきりとした緑色。甘みがありとっても飲みやすい味、お子さんのいるご家庭にもピッタリ!
パッケージにはチャック付きなのが便利、保存しやすくて良いと思います。温かいものよりも、冷茶がお好きな方にオススメです。
「こどもと一緒に味わいたい」「冷茶が好き」「定番商品が安心する」そんな方はこちらをどうぞ。
第7位 京都利休園
滋賀県の朝宮は京都の宇治茶の元祖とも言われているお茶、お茶には目がないという方には是非お試しいただきたい産地です。煎茶はお食事の後や1日の終わりのリラックスタイムにあるとほっこり癒される1品。
特に美味しいお菓子がある時にオススメなんです。その中でも上質なあずきを使用して造られた和洋菓子と合わせた時が最も朝宮茶の美味しさを実感できました。この地域のものは甘みがとても強く、その余韻がたまりません。
それに加えて存在感ある渋みがあり、飲めば飲むほどにクセになる味わいなんです。旨みが凝縮されていて、まるでお出汁のような感じがするお茶。多くのグルメさんが魅了されている朝宮茶の美味しさは通好み♪
第6位 いいもの厳選ほんぢ園
出典: Amazon.co.jp
希少であるゆたかみどりはお茶好きさんやグルメさんの間で注目度の高い品種♪まろやかな味わいで上品な風味。しっかりとした強い甘みが魅力!旨みとコクがあって美味しいです。
苦みや渋みが少なくて飲みやすい味。香りに恵まれたお茶、お料理やお菓子作りに活用したい方や、水出しがお好きな方にもオススメ。
第5位 みやおえん 極上煎茶粉茶
出典: Amazon.co.jp
高級茶を製茶する際に出てくる粉茶。美味しいお茶でありながらも、とてもリーズナブルなのが嬉しいポイント。旨みと栄養を余すことなく丸ごといただけるのが最大の特徴!
甘みが強めでコクがある、だけど後味はスッキリ。熱湯を注げば鮮やかな緑色が目でも楽しませてくれます。「価格を重視」「お安くて質の良いものがイイ」そんな方に一押しです。
第4位 お茶蔵本店 水出し茶に最適!八女茶
出典: Amazon.co.jp
温かいお茶だけではなく、水出し茶・冷茶でもしっかりとした美味しさを体験できる茶葉。甘みは強め、程良い余韻が愉しめます。程良い旨みがあり、何にでも合わせられそうな味わい。
水色は若干濃いめの緑色。100g600円台なのでお手頃に美味しいものをいただけるのが嬉しいところ。ご家庭用にピッタリ!上品な風味が特徴の福岡県八女市の星野茶をベースにして、鹿児島産知覧茶をブレンドされている深蒸し茶。
リーズナブルでありながらもちょっと贅沢な味わいが魅力。「産地にこだわりたい」「甘みのあるお茶が好き」「お手頃で美味しいのがイイ」「いろんな料理に合わせたい」そんな方にオススメです。
第3位 JAかごしま茶業 ちらん茶畑午後3時
出典: Amazon.co.jp
高級茶の産地として有名な鹿児島県南九州市知覧町、この街で栽培されているお茶は間違いない美味しさ、私が特に好きな産地です。ココでご紹介する商品は、ご家庭用の茶葉として最適な美味しさと価格帯のバランスの良さではピカイチ!
通常の煎茶製造では選別する粉茶や茎茶も取り除かず、その良さを活かした煎茶に仕上がっています。煎茶の甘みと旨み、茎茶のさっぱりスッキリとした風味、粉茶の栄養とコク、これを全部1度に味わえるというのが最大の特徴。
お茶どころの美味しいお茶を普段使いで家族みんなでたっぷりと飲みたい、そんな時にピッタリな商品です。
第2位 コカ・コーラ 綾鷹
出典: Amazon.co.jp
まるで急須で淹れたかのような旨みを実感することができるというのが本当に素晴らしすぎる!しかも油の実みたいな形の容器なんです。ペットボトルにしておくにはもったいないと思えるほどの仕上がりに脱帽です。
2007年の秋ごろに発売を開始されてからずっと、ペットボトル飲料の中では私が最もリピートしているお茶なんです。旨みと甘みが強く、適度な存在感がある苦みと渋み、どれをとっても最高のバランス感覚。
この美味しさが欲しい時にすぐ飲めるペットボトル商品になって、スーパーやコンビニなどのあちこちで簡単に入手できるというのが本当に嬉しいです。「市販のお茶ってどれも大して違いがない・・・」「あまり美味しくない」そう感じている方にこそお試しいただきたいお茶です。
旅先での長時間の移動中など、その土地の美味しいお菓子とこのお茶があればもう幸せ。
是非おでかけのおともに綾鷹を♪
第1位 伊藤久右衛門 宇治茶十帖お試しセット
出典: Amazon.co.jp
宇治茶と言えば高級茶の有名産地。玉露・煎茶3種・玄米茶2種・かぶせ茶・かりがね茶2種・ほうじ茶を1度に愉しめる詰め合わせ。お茶好きにはたまらないラインナップではないでしょうか♪
10種類のお茶をまとめて入手できるのがいいところ。
濃厚・スッキリ・コク深い・甘み・苦み・渋み・お菓子向け・お食事向け、それぞれの特徴を感じ取りながら家族それぞれが好みの宇治茶に出会うことができるのが嬉しいですね。
煎茶だけでも3種類。
長寿・・・リーズナブルでたっぷりと飲める価格帯、ほんのりとした渋みでサッパリ
さみどり・・・程良い強さの渋みが心地良くサッパリとした後味
喜撰山・・・あっさりとした味わい、スッキリとしたさわやかな香り
美味しく飲めるポイントが分かる説明書きを同封してくださるのがありがたいところ。「飲み比べをしたい」「お料理によって使い分けたい」「お茶好きさんへお茶ギフトを」そんなあなたは是非こちらをお選びくださいね。
まとめ
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!1つ1つ簡単にご紹介して参りましたが、気になる1品はありましたか?
毎日の生活に欠かせない食料品、そんなちょっとした部分にも注目して自分なりのこだわりを持って選び取っていくと、小さな楽しみやささやかな幸せをいつもよりもグッと感じることができるのではないでしょうか。
甘みと渋みに加わるなんとも上品な風味、コク深さやクセになる苦み、何にでもよく合う美味しさを存分に堪能したい煎茶、他のお茶に比べてまろやかな味わいを堪能したい方にとってピッタリ♪
いろんなあんこスイーツとの組み合わせも試してみたい!何回飲んでもまた飲みたくなるあの旨み、それが煎茶の良いところではないでしょうか。
美味しいものはみんなをHAPPYにしてくれる♪そんな食品選びは楽しい時間でもあります。
今ではインターネットショップで全国各地の美味しいものに出会い購入することができる便利な時代、知らない商品の発見も出来る!是非ぜひご活用くださいね。「毎日のちょっと良いものが気分を上げてくれる」
皆様がそんな1品に出会えますように・・・☆