「果実酢」とは一体何でしょう?
「果実酢」の定義としては、果実の搾汁が、1,000mlにつき300g以上のものを呼びます。
果実酢には「りんご酢」と「ぶどう酢(ワインビネガー)」が定義付けられ、その他の果実酢は単なる「果実酢」と呼ばれています。
広義では、 果実を漬け込んで風味をつけた酢のことも「果実酢」と呼ばれています。
最近では、ご家庭でも簡単に作ることができるので、健康維持のために飲んでいる方も多いようです。
目次
果実酢をどういった目的で飲む?
私は、子供のころから、「酢は体にいい」と祖母に言われていましたし、食卓にも「酢」を使った料理がよく並んでいたので、「酢」自体は好きな調味料の一つです。
最近では、その健康効果なども様々なメディアで紹介されていますが、健康維持のためには一日に15~30mlの酢を摂取るのがいいそうです。
でも、酢をそのままで15ml~30ml摂取するのは、実は意外と難しく、それも毎日となればなおのこと大変です。
果実酢の存在を知った今では、積極的に果実酢を飲むことにしています。
特に頻繁に飲んでいたころは、ダイエット効果も期待して飲んでいました。
お酢に含まれる酢酸の働きで、脂肪がエネルギーに転換されやすくなるそうです。
毎日朝食時に、食事が終わってから15mlほどを水や炭酸で薄めて飲んでいましたが、特別に運動もせず、普段通りの生活の中で、実際、緩やかに体重が落ちていきました。
果実酢だと甘くておいしいので、無理なく続けられるので、苦になりません。
今は喉が渇いた時などでも、炭酸で薄めに割ってジュース代わりに飲んだりもします。
暑いなかを汗だくで歩いて帰ってきたときなどはさっぱりしてすごく美味しいです。
果実酢のフルーツはどれが一番おすすめ?
バナナでも、柑橘系でも、どんな果物を漬けても比較的美味しくできる果実酢ですが、私はパイナップルが一番好きで、美味しいと思います。
フルーツ自体の香りが強いもののほうが、仕上がった時の香りもよく飲みやすいです。
パイナップルの芳醇な香りはお酢のつんとした香りにも負けず、甘酸っぱい風味が一層引き立ちます。
果実酢をつかうと美味しい料理は?
果実酒は、そのまま水や炭酸水、牛乳で割っても美味しいですが、調味料としても使えます。
お酢は肉類と相性がよく、お酢を使うことで脂っぽいお肉もさっぱりいただけます。
私は、普通に酢を使う料理全般に果実酢を使うことも多いですが、果実酢で作った酢豚は大好物の一つです。
鶏や豚のさっぱり煮や、照り焼きに少し入れても美味しいです。
もちろん、オリーブオイルなどと合わせてドレッシングにするのもおすすめです。
柑橘系で作った果実酢は、酢飯を作る際に使うと、とてもさわやかでさっぱりとした酢飯ができるので、お子様にもおすすめです。
使われている果物によって相性の良い料理があるので、そういったものを探すのも楽しみの一つです。
果実酢なら使われるフルーツにこだわろう!
実際に果実酢を選ぶ際には、使用されるフルーツにこだわったほうが良いと思います。
なぜなら、果汁が含まれているので、使われるフルーツ自体のビタミンやポリフェノールなどの成分が含まれるからです。
また、香りがよい果物は、果実酢にしたときにお酢のツンとした香りを和らげてくれます。
果実酢の飲み方アレンジレシピ3選
最近また注目され始めた果実酢。
お水や炭酸、ジュースやお湯割りなどで楽しむことが多いですが、そのほかにも割ると美味しいアレンジがたくさんあります。
今回は厳選した3つを紹介。
果実酢×マーマレードやいちごジャム
出典: Amazon.co.jp
ラズベリーでなくても果実ビネガーならばなんでもできるアレンジ。
イチゴジャムやマーマレードが中途半端に余ってしまった時にもオススメのレシピです。
ロシアンティーの要領でビネガー・炭酸水・ジャムを混ぜるだけ。
牛乳を入れるとさらにまろやかになるので、果実酢が苦手な子供にもおすすめです。
ヨーグルトや豆乳でも美味しく作れます。
お家でゆっくりしたい時・あまり食欲がない時にもおすすめで、年齢や男女関係なく使えるアレンジです。
【ジャム酢ドリンク】
ジャム 大さじ1
果実ビネガー 小さじ2〜お好みで
炭酸水や牛乳など 150cc
リンゴ酢×アイスティー
出典: Amazon.co.jp
アイスティー・リンゴ酢・フルーツ缶のフルーツを全部入れて混ぜるだけのお手軽おしゃれドリンク。食用の花を添えると、ハワイっぽい雰囲気にも。
リンゴ酢は、まろやかでフルーツとの相性がいいので、アイスティーにもフルーツにもどちらにもぴったりです。
紅茶の3分の1の量(紅茶120ml:リンゴ酢30〜40ml)を加えるだけなので簡単!
すっきりとした甘さなのに体にいい優秀ドリンクです。
フルーツティに、ほんのり酸味が加わった少しだけリッチな気分になれるドリンク。
暖かい方がいい人は、紅茶を入れてから加えるのがおすすめ。
【リンゴ酢アイスティー】
・リンゴ酢30~40ml
・アイスティー120ml
・フルーツの缶/フルーツ お好み
・食用花 お好み
果実酢×モヒート×イチゴor果物(ミント)×ジンジャー
出典: Amazon.co.jp
お酒が飲める年齢なのであれば、ちょっとおしゃれなカクテルを作るのもおすすめ♡
お酒を飲みながら健康にも気を使える優秀ドリンクに早変わりです。
いちごなどのフルーツとミントは先に少しだけ潰して果樹と香りを出しておくのが◎
ジンジャエールとモヒートで、さっぱりした甘さなので、お酒が苦手な人も飲むことができます。
お家でのお酒タイムやお供だとを招いた時にもおすすめ。
お酒を抜けば、子供でも大丈夫です。
【フルーツモヒートジンジャー】
基本はお好みの量を。
・モヒート 1/4
・ざくろ酢 1/4
・ジンジャエール 2/4
・イチゴ(小粒)フルーツ 4個
・スペアミント ・・・・・ 4枚
果実酢おすすめランキングTOP6
6位 キッコーマン食品 蜂蜜柚子酢
出典: Amazon.co.jp
味の想像はつきやすいかと思いますが、やはり柚子は日本人なら好きな風味ではないでしょうか。
甘みが加わっているので飲みやすく、特に炭酸で割るのがおすすめです。
私は焼酎も加えて、蜂蜜柚子酢サワーにして飲んでいます。
もちろん、和風のドレッシングやあえ物にもあいます。
さわやかな柚子の風味を味わえる果実酢です。
5位 テンヨ 甲州桃のお酢
出典: Amazon.co.jp
こちらは桃の果実酢なのですが、桃を使ったものは珍しいと思います。
香り高く、私も大好きな桃を使ったお酢は、はちみつを加えてあるので飲みやすく、上品な味です。
水、炭酸、牛乳などで割って飲むのはもちろんですが、アイスクリームにソース代わりにかけたりしてもとても美味しくいただけます。
甲州産の香り高い桃を使った果実酢は、一度試す価値ありな一品です。
4位 ポッカサッポロ レモン酢
出典: Amazon.co.jp
レモン酢は、果実酢の中でもクエン酸量が多いのが特徴です。
お酢×レモンなんて、酸っぱくて飲めないんじゃないか、とイメージしてしまいますが、このレモン酢は、蜂蜜を加えて飲みやすくしてあります。
レモン果汁そのものよりもとてもさわやかで飲みやすいです。
どんな飲み方でもおいしくいただけますが、炭酸で割ればレモンスカッシュになります。
お料理にも使い勝手が良いので、キッチンに1本あるととても使い勝手のいい果実酢です。
5倍希釈で、コップ一杯でクエン酸(1,800mg)と一日分の摂取目安量のビタミンC(80mg)が摂取でき、カラダにうれしいカロリーオフです。
3位 CJジャパン 美酢 パイナップル味
出典: Amazon.co.jp
パイナップル押しの私としては、これを紹介しないわけにはいかない、パイナップル酢。
パイナップルの香りもよく、甘みもあって、お酢のツンとした香りも少ないので、お子様や男性でも美味しく召し上がっていただけます。
水、炭酸、牛乳、焼酎など、何で割っても美味しいですし、ドレッシングにするとさわやかです。
また、お肉との相性もいいので、ソースを作ってもいいですね。
ご家族みなさんで楽しんでいただけると思います。
一度飲んだらやめられない!そんな果実酢です。
2位 紅酢 ざくろ 飲むお酢
出典: Amazon.co.jp
私がサワードリンクとして一番愛飲しているのがこのざくろのホンチョです。
ザクロという果物は女性に嬉しい成分をたくさん含んでいるので、女性が毎日飲むにはとてもおすすめできる果実酢です。
味が濃いのでヨーグルトにかけて食後のデザートとしてもおすすめですし、牛乳で割っても美味しくいただけます。
お料理には使ったことはありませんが、こちらもドレッシングにしても美味しいと思います。
味が好みだったこともあって、飽きることもなく長く飲み続けているのが、このホンチョです。
1位 ミツカン 純りんご酢
出典: Amazon.co.jp
各メーカーでりんご酢は発売していますが、これは国産りんご果汁だけを原料にした、お酢です。
サワードリンクとして、水や炭酸で割って飲んでも美味しいですし、料理にも使い勝手のいい果実酢です。
ドレッシングやマリネなどに使うとさわやかな風味で料理が引き立ちます。
少し酸味が強いので、サワードリンクとして飲むときは、はちみつなどで甘みを足すとより飲みやすくなります。
また、焼酎で割っても美味しいのでおすすめです。
果実酢の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、果実酢の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
果実酢を毎日の生活に取り入れよう!
お酢は酸性なので、飲み過ぎは内臓に負担を掛けてしまいます。
各商品に記載の摂取量や希釈タイプの場合は濃度を守るように注意してください。
摂取量は、1日に15ml~30ml程度が目安といわれています。
ただし、胃腸が弱い方は薄めに作ったり、牛乳を混ぜたりして飲むのがおすすめです。
飲むタイミングですが、内臓を荒らすことがあるので空腹時は避け、食中や食後に飲むようにしたほうがよいでしょう。
また、体にいいからといって、たくさんとる必要はありませんので、商品に記載されている量や説明を守ったうえで楽しみましょう。
市販の果実酢も自家製の果実酢も、飲むだけではなく便利な調味料になります。
お気に入りの果実酢を見つけて、毎日の健康維持のため、意識的に取り入れてみませんか?