ヘッドホンは多くのメーカーから販売されていますが、品質に定評があるのがソニーの商品。ウォークマンやプレイステーションシリーズなど、ヘッドホンを利用する機器も多いソニーですから、音楽やゲームBGMなどがしっかり聞き取れることには力を入れているのでしょう。
今回は、そんなソニーのヘッドホンについて、シリーズなどの細かい違いや魅力を、おすすめランキングと共にご紹介します。
目次
ソニーのヘッドホンの特徴とは?
ソニーのヘッドホンは、オリジナルの音をしっかり再現してくれるのが最大の魅力。音楽スタジオなどでも、ヘッドホンはソニー製を取り入れているという話も聞きます。
音の高低や品質のよさまでライブ感ある視聴が期待できますから、聴くだけでなく作曲家や動画配信など作る側の方にも人気。多少の高額さは気にならないという方も多いです。
メリット:生で聴いている音に近い再現力
デメリット:価格は高め
ソニーヘッドホンのシリーズをご紹介!
ソニーのヘッドホンにはいくつかのシリーズが存在します。機能や品質など、シリーズごとにメリットや得意なシーンがあるので、自分の利用環境に合わせて選びましょう。ここでは代表的なシリーズをいくつかピックアップしました。
1000Xシリーズ
1つ目は1000Xシリーズ。ワイヤレスかつノイズキャンセリング機能搭載と、音楽を聴く環境にこだわったシリーズと言えます。ヘッドホンではWH-1000XM2などがあり、ノイズキャンセリング機能は気圧変化にも対応。飛行機内での利用も容易になりました。バッテリーも従来品から拡充、より長時間の視聴が可能になるなど、使いやすさを求める方におすすめのシリーズです。
EXTRA BASEシリーズ
続いてのEXTRA BASEシリーズは、ベースの名前の通り重低音に注目したシリーズです。ドラムなどリズムを担う音を大迫力で聞き取ることができ、また音自体がダイレクトに伝わってくるパワフルさが魅力。低音が多い曲や、リズムをしっかり聴き取りたい方に向いています。WH-XB900Nのようにノイズキャンセリング機能を搭載した商品もあり、より低音を楽しみやすいヘッドホンです。
h.earシリーズ
3つ目のh.earシリーズは、バランスタイプのヘッドホン。突出したメリットこそありませんが、音の高さやナチュラルさなど、どの要素もしっかり出してくれる万能タイプと言えます。またh.ear on 2など、本体が複数のカラーパターンから選べるのも特徴です。黒白のヘッドホンでは味気ないと感じる方、オシャレアイテムとしても楽しみたい方にもおすすめします。
MDR-1シリーズ
最後は、MDR-1シリーズ。機能面ではh.earと同じくバランスタイプのヘッドホンで、音の高低を問わず、歌い手の声や曲をナチュラルに再現してくれます。MDR-1AM2など、ハイレゾ音源にも対応した商品や、ノイズの発生しにくい仕組みが魅力です。有線タイプがメインですが、ケーブルは着脱可能&マイク付きタイプなどへの取り換えもでき、臨機応変な使い方もできます。
ソニーヘッドホンを選ぶときのポイント・機能性
シリーズとは別に、以下のポイントも抑えておくと、ソニーヘッドホンの魅力も活かせますよ。
ワイヤレスか有線か選ぶ
ワイヤレス
シリーズでも少し触れましたが、ソニーのヘッドホンには有線と無線の2タイプがあります。無線=ワイヤレスはケーブルがないため、ウォークマンなどの媒体と離れていても使える点が魅力(商品ごとに通信距離あり)。移動中や着脱時に、ケーブルが絡まる心配もありません。
有線
一方有線は、ワイヤレスと異なりケーブルを繋ぐだけで良いので、すぐ音楽を聴くことができます。またワイヤレスは通信不良が気になるリスクもありますが、有線ならより確実。自宅などでの利用、あるいは音楽を手間なく楽しみたい方に向いています。
ノイズキャンセリング機能がおすすめ
ソニーヘッドホンの高音質を楽しむなら、ノイズキャンセリング機能もあると便利です。周囲の騒音が入らないようにできる機能なので、純粋に音楽だけを楽しめます。ただ全てのソニーヘッドホンにノイズキャンセリング機能が搭載されているわけではないので、重視する方は商品ごとの説明を確認してくださいね。
使用シーンでヘッドホンの装着方法を選ぶ!
オープンエアー型
ヘッドホンの装着は頭に乗せるだけの1種類ではありません。主に耳への密着具合で2つに分けられます。1つ目のオープンエアーは、耳にゆとりが持てる解放タイプ。音漏れや周囲の騒音が入るリスクはありますが、耳が疲れにくいです。自宅で1人で聴いているなど、リスクを気にしなくてよい環境におすすめします。
クローズド型
一方のクローズドは、耳にしっかり密着させるタイプ。長時間利用していると耳に負担がかかるので、適宜外すして休憩を挟むのがおすすめです。ただ音漏れや、周囲の音が入るリスクは少ないため、屋外での利用に適しています。ノイズキャンセリング機能との相性も良いです。
音質にこだわるなら「ハイレゾ対応」機能
より高品質の音を追究するなら、ハイレゾ対応のヘッドホンも見逃せません。利用する際は音源の方もハイレゾに対応している必要がありますが、一部のヘッドホンではハイレゾ音源でなくても、同等の音質で楽しめる機能を備えています。古い楽曲でもよりナチュラルなサウンドが期待できます。
屋外でも安心な外音取り込み機能
ノイズキャンセリング機能などで音を遮断していると、曲に集中しすぎて移動中などは危険。外音取り込み機能は、名前の通り外の音を拾ってくれるため、車のクラクションのような注意を促す音を聴き逃しません。ヘッドホンによっては音のレベル設定もできるので、全ての騒音を聴いてしまうデメリットも回避しやすいです。
スマホ連動だと、ソニー専用アプリで自分用にカスタマイズ
スマホの音楽をヘッドホンで聞くなら、専用アプリ対応のヘッドホンもチェックしましょう。アプリをスマホにインストールしておけば、スマホ側でヘッドホンの機能を操作することができます。画面を見ながら細かく設定できるため、ヘッドホン本体の操作がしづらい方にもおすすめです。
【ワイヤレス・無線】ソニーヘッドホンおすすめ人気ランキングTOP3
ここからソニーヘッドホンのおすすめランキングです。今回は有線か無線か、接続タイプ別でランキングを分けました。まずは無線編です。
第3位 ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-XB900N
出典: Amazon.co.jp
サイズ | – |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | ◯ |
装着方法 | クローズド |
ハイレゾ対応 | ✕ |
外音取り込み機能 | ◯ |
スマホ連動 | ✕ |
音声アシスタントの補助で日常用にも
3位は重低音が魅力のEXTRA BASSシリーズですが、音楽以外の魅力も詰まっているのがポイント。特にSiriやAmazonAlexa、Google アシスタントなどの音声サービスに対応しており、音による案内・操作が行えます。ボタン操作が複雑で分からないという方にも安心です。
音楽面ではノイズキャンセリング機能を搭載する一方、周囲の音を取り込めるクイックアテンションモードも備わっており、屋外での利用において、音楽に没入するリスクを避けることも可能です。
第2位 ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4
出典: Amazon.co.jp
サイズ | – |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | ◯ |
装着方法 | クローズド |
ハイレゾ対応 | ◯ |
外音取り込み機能 | ◯ |
スマホ連動 | ◯ |
多機能でシーン問わず使いやすい
2位のWH-1000XM4は、ソニーのヘッドホンの中でも多機能型。ノイズキャンセリングができるかと思えば、外音も取り込めますし、音源はハイレゾにも対応。スマホアプリを利用しての操作も可能と、室内利用から移動中まで様々な状況に合わせて最適なパターンを設定できます。
音質はハイレゾに対応しているだけでなく、DSEE Extremeによる曲のリアル解析によって、より好みの音を再現することも可能です。軽さやクッション部分のフィット感など、ヘッドホン外見も快適に過ごる特徴が詰まっています。
第1位 ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-CH510
サイズ | – |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | ✕ |
装着方法 | クローズド |
ハイレゾ対応 | ✕ |
外音取り込み機能 | ✕ |
スマホ連動 | ✕ |
長時間の利用にも対応
ワイヤレス編1位は、WH-CH510型のソニーヘッドホンを選びました。2位に比べると高機能とは言えませんが、その分軽量で装着も楽。シンプルでコスパも良く、汎用性が高い商品です。最大の特徴はバッテリーのもちの良さで、フル充電なら35時間連続で稼働。加えて10分の急速充電で90分の再生も可能と、頻繁にヘッドホンを利用する方に適しています。
また3位同様、音声アシスタントにも対応しており、SiriやAmazonAlexa、Googleアシスタントなどを利用してスマホや音楽プレーヤーなどを操作することが可能です。
【ワイヤレス・無線】ソニーヘッドホンおすすめ人気商品の比較表はこちら!
商品画像 |
No.1
|
No.2
|
No.3
|
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商品名 | ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-CH510 | ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 | ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-XB900N |
サイズ | – | – | – |
ノイズキャンセリング機能 | ✕ | ◯ | ◯ |
装着方法 | クローズド | クローズド | クローズド |
ハイレゾ対応 | ✕ | ◯ | ✕ |
外音取り込み機能 | ✕ | ◯ | ◯ |
スマホ連動 | ✕ | ◯ | ✕ |
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【有線】ソニーヘッドホンおすすめ人気ランキングTOP3
続いては有線ヘッドホンのランキングです。
第3位 ソニー ヘッドホン 重低音モデル MDR-XB550AP
サイズ | – |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | ✕ |
装着方法 | クローズド |
ハイレゾ対応 | ✕ |
外音取り込み機能 | ✕ |
スマホ連動 | ◯(Xperia専用アプリ) |
シックなカラーと重低音向きの音質
有線ヘッドホンからは、まずEXTRA BASSシリーズの商品からご紹介します。レッドやグリーンなど、シックなカラーが選べる見た目にも重厚なヘッドホンで、密着タイプながら耳に対して快適さも追及。スマホ連動のほかリモコンも搭載しており、スマホでヘッドホンの設定ができるほか、リモコンからスマホの通知確認など相互に干渉できる点も便利です。
重低音向けのため、曲ごとに向き不向きがありますが、低音の声やリズムメインの曲が好みの方であれば気にせず利用できます。
第2位 ソニー ヘッドホン h.ear on MDR-100A
サイズ | – |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | ✕ |
装着方法 | クローズド |
ハイレゾ対応 | ◯ |
外音取り込み機能 | ✕ |
スマホ連動 | ◯(Xperia専用アプリ) |
ケーブルは着脱可能
2位はh.earシリーズから、折りたたみ及びケーブルの着脱ができるコンパクトなヘッドホンを選びました。3位以上にカラーは豊富で、ライムイエローなど明るいカラーも選択可能。ファッショナブルなヘッドホンを求めている方にもおすすめです。
機能面ではハイレゾ音源に対応しているため、音の高低をバランスよく聞き取れる点も含めて高品質。また重低音に対しては、聞き取りのレベル調節もできるため、曲によっては重低音がメインとなる方にも向いています。
第1位 ソニー SONY ヘッドホン MDR-1AM2
サイズ | – |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | ✕ |
装着方法 | クローズド |
ハイレゾ対応 | ◯ |
外音取り込み機能 | ✕ |
スマホ連動 | ◯(Xperia専用アプリ) |
シンプルで高品質に
有線編1位はMDR-1シリーズ。3位や2位に比べるとカラーはブラックとシルバーの2色のみですが、その分機能面が充実したヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能はないものの、ノイズを抑えるバランス接続に対応することで弱点をカバー。特にソニーのウォークマンとの相性が抜群です。
ケーブルは着脱、交換もでき、マイク付きにすればチャットなども可能。リモートワークやオンラインゲームでも活躍してくれます。密着タイプながら軽い着け心地で、耳への負担を抑えやすい点も魅力的です。
【有線】ソニーヘッドホンおすすめ人気商品の比較表はこちら!
商品画像 |
No.1
|
No.2
|
No.3
|
---|---|---|---|
商品名 | ソニー SONY ヘッドホン MDR-1AM2 | ソニー ヘッドホン h.ear on MDR-100A | ソニー ヘッドホン 重低音モデル MDR-XB550AP |
サイズ | – | – | – |
ノイズキャンセリング機能 | ✕ | ✕ | ✕ |
装着方法 | クローズド | クローズド | クローズド |
ハイレゾ対応 | ◯ | ◯ | ✕ |
外音取り込み機能 | ✕ | ✕ | ✕ |
スマホ連動 | ◯(Xperia専用アプリ) | ◯(Xperia専用アプリ) | ◯(Xperia専用アプリ) |
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ソニーヘッドホンの売れ筋ランキングもチェック!
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ソニーヘッドホンで臨場感あふれる音楽を聴こう
ソニーのヘッドホンは、メーカー全体で高品質とされますが、せっかく使うのであれば、細かいシリーズごとにチェックし、より自分に適した機能ある商品を選びましょう。家で、通勤中に、音楽用、ゲーム用など、頻繁に使うシーンを想定すれば、適した機能も見つけやすいです。自分にぴったりのソニーヘッドホンで、今まで聴いていた音を、より臨場感と迫力あるものに換えてしまいましょう。