クッキング用温度計があると料理の腕が上がります。料理って揚げ物であれば油の温度管理ってとても大切です。食材によって、調理法によって同じ油で揚げるという調理方でもあげるときの油の温度が違います。
クッキング用温度計は、お菓子作りでも大活躍します。温度管理をきちんとしていないとチョコレートのテンパリングもうまくいきません。
私自身は、パンをよく作るのでパンの捏ねあげ温度の確認のために生地に直接さして、パン生地の温度を測れるクッキング用温度計をよく使っています。そんな料理にも大活躍するクッキング用温度計を紹介します。
クッキング用温度計の使いどころ
クッキング用温度計を購入したいなってなんとなく思っていても、実際にどんなシーンで活躍できるのかとても気になりますよね。クッキング用温度計が活躍するのはどんなときでしょうか。
赤ちゃんのミルクを作るとき
赤ちゃんのミルクを作るのに、お湯でミルクを溶かして、哺乳瓶ごと水で冷やしながら最適な温度にするというのが一般的なミルクの作り方ですが、その感覚をつかむまでにはミルクの温度を調整することって結構難しいんですよね。
私自身、人肌程度の熱さにするというのはわかっていても、実際に少し腕にかけて温度の確認をすると熱いと感じたことが多かったので、クッキング用温度計でミルクの温度を測れると随分とミルク作りも楽になります。
パンを作るとき
パンを日常的によく作っているので、パン生地作りにおいてのクッキング用温度計の重要性はかなり知っています。
さして温度を測れるスティックタイプのクッキング用温度計は、パン生地の中の温度を直接さして測ることが出来るのでとても便利です。
生地が発酵しやすい温度まで捏ねあげ温度を上げることがとても大切なので、パン作りにはクッキング用温度計が大活躍です。
てんぷらなどの揚げ物を作るとき
てんぷらは揚げ油の温度によって、からっと揚がるかが決まります。同じ揚げ物でも、春巻き、てんぷら、唐揚げでは揚げる温度も違います。
コンロ自体に揚げ物の温度を調節する機能が付ているものを使う場合は、あまり必要性を感じないかもしれませんが、使う油の量や一度に食材を投入することによっても油の温度に違いが出たりするので、クッキング用温度計があるとより油の温度管理がしやすくなります。
ローストビーフを作るとき
肉の中心にさして使うことが出来るスティック型クッキング用温度計は、ローストビーフを作るときにもピッタリです。ローストビーフは中心にまで火が通っている必要があります。赤身の状態だけど、火が通っているかどうかを確かめるのにクッキング用温度計はとても役に立ちます。
コーヒーやお茶を淹れるとき
コーヒーやお茶の淹れ方にこだわりがある人も多いのではないでしょうか。コーヒーやお茶を淹れるときには、お湯の温度もとても重要になります。
お茶の種類に合った温度帯のお湯で淹れることでお茶は、おいしくなります。コーヒーやお茶などをおいしく入れるためには、クッキング用温度計は欠かせません。
クッキング用温度計のタイプ
クッキング用温度計には、種類があるのを知っていますか。
スティック温度計(サーミスタ方式)
クッキング用温度計というとこのスティック温度計を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。一般的によく見かけるタイプのクッキング用温度計がスティックタイプの温度計で温度がデジタル表示されるサーミスタ方式を用いたものです。
温度検知にサーミスタを使うことで正しく温度を測ることが出来ます。使い方としては、金属の棒の先端を20mmささないと正しい温度が測れません。
アナログスティック温度計(バイメタル方式)
スティック温度計でも温度表示がアナログデザインのものが金属の熱膨張を利用して温度を測るバイメタル方式。サーミスタ方式のものは、先端を20mmさして測るのに対し、バイメタル方式の場合は、50mmさす必要性があります。
赤外線温度計
赤外線を使って温度を測ることが出来るのが赤外線温度計です。液体温度の計測専用となります。汚れる心配がなく、かざすだけで液体の温度を測ることが出来る温度計です。
油やスープ、牛乳など液体のものの温度を測りたいという人にぴったりの温度計です。
クッキング用温度おすすめの選び方
クッキング用温度計を選ぶ時には、どういうポイントに注目するのが良いのでしょうか。私自身の選び方にはなりますが、参考にしてみてくださいね。
目的に合わせて選ぶ
私は、パン作りに使いたいという思いがあったので、何も迷うことなくスティックタイプのクッキング用温度計を選びました。液体のみの温度が図りたいのであれば、赤外線タイプの温度計を選ぶと手入れもとても楽ですし、汚れる心配はありません。
しかし、パン作りなど生地の温度を測りたいのであればスティックタイプを選ばないと使えません。
まずは、どんなシーンで使うためのクッキング用温度計が欲しいのかと言った目的に合わせて選ぶことが大切です。
サイズで選ぶ
目的に合わせてというのと類似する部分もありますが、折りたたんで使うことが出来るサイズ感が小さめのものやコード付きで画面モニターに温度が表示されるオーブン庫内の温度を測るのに便利なタイプなどサイズ感にもばらつきがあります。
スティックタイプの家庭用のものを選べば、大きなサイズ感の違いはありませんが、目的に合わせてサイズを選ぶことも大切ですね。
使いやすさで選ぶ
クッキング用温度計を選んだ時のポイントが私の場合は、なんとなく安心して使えるものがいいと思ったので、デジタルクッキングスケールを愛用しているタニタさんのクッキング用温度計を選びました。
手持ちのキッチングッズのメーカーと同じメーカーのものがあるとなんとなく安心感ってありますよね。知らないメーカーのものを無理して選ばなくても、自分自身で使いやすそうと感じるものを選ぶことは大切です。
便利な機能で選ぶ
設定温度になったらアラームでお知らせしてくれるといったとても便利な機能が搭載された温度計もあります。熱いものを冷ましているときに少しその場を離れても、アラームで知れせてくれるというのは嬉しい機能です。
クッキング用温度計おすすめ8選
実際に私が使ってみてよかったと思うものや使いやすさを考えて、クッキング温度計をランキング形式で紹介します。
第8位 タニタ スティック温度計 ホワイト 防水 TT-508-WH
出典: Amazon.co.jp
防水機能が付いたクッキング用のスティック温度計です。-50℃から250℃まで検温ができます。
防水機能がついているメリットは、汚れたら水洗いできるという点と、沸騰しているものなど蒸気が上がっているものの温度を測るときも壊れる心配もなく使いやすいです。
正確な温度表示まで少し時間がかかるように感じる人もいるようですが、長年愛されてるタニタのベストセラーの温度計です。
第7位 ThermoPro デジタルクッキング
検温可能温度が0℃~250℃までとマイナスの温度帯は検温が出来ません。
しかしこの温度計のいいところは、オーブン庫内に入れて使えるというところです。オーブンの余熱をしても実際の庫内の温度には誤差があると言います。オーブン調理する際にオーブンの庫内の温度を知ることはとても大切です。
オーブン庫内の温度を知りたいという人にはおすすめしたいクッキング用温度計です。
第6位 ドリテック 赤外線温度計O-603
出典: Amazon.co.jp
-20℃から300℃まで量れるとてもこんぱくとな赤外線温度計です。検温中に落とす心配がないようにストラップ付です。油などの検温はもちろん、水槽の温度を確認したいときにもピッタリです。
パン生地なども検温はできますが、どうしても生地内部の温度までしっかりと検温できているか不安な人にはこのタイプよりスティックタイプのほうがいいかも。1秒で検温ができるのはとても魅力的です。
第5位 貝印 kai 赤外線 温度計 (調理用) ピンク
出典: Amazon.co.jp
赤外線タイプのクッキング用温度計です。液体の温度を測るときにかざすだけで検温ができる優れもの。非接触タイプともいわれ、直接触れずに検温ができるため、衛生面でも安心して使えます。
パン生地などの温度を測りたい人にはおすすめできませんが、揚げ油の温度を測るのにクッキング用温度計を探しているという人にはおすすめです。
第4位 ドリテック お知らせアラーム付クッキング温度計O-263
出典: Amazon.co.jp
設定をした温度になるとアラームでお知らせしてくれる嬉しい機能付きのクッキング用温度計です。
揚げ物等では大活躍すること間違いありません。-50℃から300度まで検温することが出来ます。表示温度単位は1℃なので、細かい温度が知りたい人には向いていませんが、とても使いやすい温度計です。
第3位 ThermoPro キッチン料理温度計TP02
高温調理を必要とする人にぴったりなのが-50℃から300℃まで検温ができるThermoProのクッキング用温度計です。2年間の品質保証付き。5秒以内に正確な温度を読み取ることが出来るのが特徴です。
ステンレス製でシンプルでスタイリッシュなデザインです。
第2位 Habor クッキング温度計
Amazonでも大人気のクッキング温度計。-50℃から300℃まで検温ができます。18か月間の保証付きというのも安心して使いやすい部分です。つけっぱなしでも10分後には自動シャットダウンをする嬉しい機能付き。
シンプルなデザインながらも必要な機能がそろったスティック型のクッキング温度計です。
第1位 タニタ スティック温度計 TT-533
私も愛用しているクッキング用温度計でもあるタニタのスティック温度計が1位です。決め手となったのは、初めてでも購入しやすい価格と温度計部分にもキャップがついているという点。ポップなカラー展開も料理が楽しくなりそうでいいですね。
デジタルクッキングスケールと同じ色でそろえることもできるタニタさんのスティック温度計はアラーム機能はありませんが、-50℃から240℃まで検温できます。0.1℃単位で温度表示できるのもいいですね。
便利な調理グッズをさらに紹介!
クッキング用温度計で温度管理も楽ちんに♪
クッキング用温度計を色々と紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。クッキング用温度計があれば、料理に必要な温度管理も簡単に行えます。用途に合った自分自身にぴったりのクッキング用温度計をみつけてくださいね。