ワインはお好きですか?
ワインが大好きで毎日飲んでいるのですが、興味が出てくると有名な産地のワインが飲みたくなってくるものです。
ワインと言えばフランスワインが最も有名で、フランスのワインでも東のブルゴーニュ、西のボルドーと言われるぐらい知名度が高いのはこの2つ。
バースデーでフレンチレストランに行った時に、何気なく注文した赤ワインが、それはそれは美味しくて、どこのワインなのかと尋ねたらボルドーワインだったという経験があります。
以来、すっかりボルドーワインが好きになり、赤ワインも白ワインもロゼもボルドーを選びたいなと思うほどに。
ここでは、「ボルドーワインとは?」「ボルドーワインと一緒に食べると美味しい料理」「ボルドーワイン、ここをチェックしよう」について説明させていただきます。
そして、ランキング形式で、「おすすめボルドーワインTOP13」をご紹介いたします。
また、「プレゼントに最適なボルドーワイン」も最後にご紹介いたします。
ボルドーワインに興味をお持ちの方は、是非チェックしてみて下さいね。
目次
ボルドーワインとは?
よく耳にする「ボルドーワイン」はどういったワインのことなのでしょうか。
ボルドーはフランスのジロンド県に位置する地名で、ブルゴーニュとともに、フランスの有名なワインの産地として知られています。
ボルドーがフランスの2大名醸地として名を馳せるようになった背景には、ボルドー地方が英国領になり、英国との取引でワインが発達したという歴史があります。
ブドウの品種
「ボルドーワイン」と聞くと、真っ先に赤ワインを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、赤ワインだけでなく、辛口白ワイン、甘口白ワイン、ロゼワインにも定評があります。
ボルドーワインに使用される主なぶどう品種としては、赤ワイン用にはメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランが、白ワイン用にはソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデルがあります。
ワインの品種によって味わいに特徴があるので、ワインを選ぶ際には是非押さえておきたいポイントになります。
ヴィンテージ
また、ワインが造られた年を指す「ヴィンテージ」という言葉があり、年毎に気候条件が変わるために様々な「ヴィンテージ作用」を愉しむことも出来るという特徴があります。
一般的に、古く熟成されたワインになるにつれて、風味が増し馥郁たる香りになると言われています。
バースデーのお祝いや成人式のお祝いに、生まれた年のワインを用意する場合に、ボルドーワインはとても喜ばれるので、プレゼントとして選ぶのも良いですね。
お祝いにもデイリーにも
ヴィンテージを意識する場面では、お祝やプレゼント用のボルドーワインを選ぶことが多いボルドーワインですが、カジュアルに飲めるボルドーワインも多数存在しています。
デイリー使い出来る価格帯の商品があるのもボルドーワインの魅力でもあります。
そして、どのようなお料理とも相性が良いので、気軽に飲めるところも嬉しいですね。
ボルドーワインとブルゴーニュワインとの違いは?
ボルドーワインと比較されることの多いブルゴーニュワイン。地方の違いと言えばそれだけ説明が終わってしまいますが、ボルドーワインと違いブルゴーニュワインは単一品種でワインを醸造します。そして、区画ごとで味わいが違うので、ブドウ品種が同じでも味わいが違ってきます。
ボルドーワインで使用される赤ワインの品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドなどですが、ブルゴーニュワインで使用される品種は、ピノ・ノワールやガメイです。
そのため、ボルドーワインは濃い赤紫の色が綺麗で渋みがしっかりとした味わいで、それに対しブルゴーニュワインは透き通った綺麗な色をしておりまろやかな渋みの中に酸味が美味しいワインになります。
ワインボトルにも違いがあります。ボルドーワインはいかり肩、ブルゴーニュワインはなで肩の瓶形です。
ボルドーワインと一緒に食べると美味しい料理
ボルドーワインはそのまま飲んでも美味しいですが、やはりお料理と一緒に楽しむと美味しさが倍増しますね。
ここでは、ボルドーワインと一緒に食べると美味しく感じられるお料理を見ていきましょう。
赤ワイン
ボルドーワインで使用される、赤ワイン用ブドウ品種は、主にメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンの2つです。
どちらも渋さがありますが、熟成させることでまろやかで重厚さのある風味になるため、長期熟成する赤ワインとして最適です。
こういった濃厚な赤ワインに合う料理としては、牛肉を使った料理やハードタイプのチーズ、チョコレートを使ったデザートとの相性が抜群です。
個人的には、ゴルゴンゾーラやロックフォールと一緒に食べると絶妙な味わいが愉しめると思うのでおすすめです。
辛口白ワイン
ボルドーワインで使われる、白ワイン用ブドウ品種は、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデルが主流です。
果実感の爽やかさが魅力のボルドーワインの辛口白は、食前酒として向いているのはもちろん、魚介類の料理や、白身魚の料理に最適です。
家庭で作る簡単な料理では、ムニエルや牡蠣料理、アサリの酒蒸しなどの料理と相性抜群です。
甘口白ワイン
甘口白ワインは、力強さの中にフルーティーな華やかさが持ち味で、香りが存分に楽しめるところが人気となっています。
一緒に味わいたい料理としては、リゾットやピザ、パスタ等の軽い食事や、野菜スティック、ハードタイプのチーズと一緒に食べると美味しく感じられます。
ロゼワイン
ボルドーワインのロゼワイン用のブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・ブランが使われます。
バラ色が美しく、果実感とフレッシュさが魅力です。
飲みやすい口当たりなので、食前酒として最適で、パスタ類や鶏肉のグリル、カルパッチョやデザートと一緒に楽しむと美味しさがアップします。
ボルドーワイン、これをチェックしよう
ボルドーワインを選んでみたいけれど、沢山の種類のボルドーワインがあって、どれを選んだら良いのかわからない、という方もいらっしゃると思います。
ここでは、ボルドーワインを選ぶ際に、チェックしておきたいポイントを挙げてみたいと思います。
ボルドーワインをこれから選ぼうという方は、是非読んでみて下さい。
産地をチェックしてみよう
ボルドー地方のワインと言っても、ボルドーには60の原産地統制名匠(AOC)があって、それぞれのAOCの特徴を活かしたワインが造られています。
赤ワイン、白ワインそれぞれのおススメ産地を見てみましょう。
赤ワインならメドック/グラーヴ
ボルドーワインの中でも人気の高いテロワールが、「メドック/グラーヴ」です。
ガロンヌ側の左岸の肥沃な土壌で造られている赤ワインは、メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンを主に使用しており、長期熟成すれば香り高くまろやかさに長けた赤ワインとなることで知られています。
ボルドーワインでは「格付け」が重要という方も多くいらっしゃいますが、この格付けされるワインは、メドック/グラーヴで造られているワインです。
贈り物や記念日に飲む赤ワインには、この産地の商品がおすすめです。
辛口白ワインならペサック・レオニャン
辛口白ワインは、長期熟成される商品は少なく生産されてすぐに飲まれてしまいます。
ボルドー全般で造られていますが、グラーヴ地区のペサック・レオニャンで生産される辛口白ワインは長期熟成されることで知られているので、辛口白ワインファンの間では人気が高くなっています。
甘口白ワインならソーテルヌ/バルサック
白ワインで知られるテロワールは、ガロンヌ川の両岸に広がる一帯で、果実を過熟させることによって甘口白ワインを醸造しています。
ソーテルヌの広大な土地で造られる甘口白ワインは特に知名度が高く、使われているブドウ品種はセミヨン、ソーヴィニヨン、ミュスカデルとなっています。
バルサックは栽培面積はソーテルヌ程広くはありませんが、セミヨン中心に調合した甘口白ワインが有名です。
長期熟成すると素晴らしい味わいになりまろやかな口当たりが魅力の商品になります。
シャトーをチェックしてみよう
ボルドーワインでは、「シャトー」を知ることが重要となります。
シャトーとは、「城」という意味ですが、ボルドーワインの話でのシャトーというのは、ブドウ畑を所有して、その畑のブドウを使ってワインを醸造しているワイン醸造家を指しています。
ワイン名には、ワインの造り手であるシャトー名がついているので、どこのシャトーで造られたワインなのかがすぐにわかるようになっています。
最高品質を求めるなら5大シャトー
シャトーによる「格付け」がボルドーワインでは非常に重要です。
特に、メドック地区の格付けが有名で、第1級~第5級までにシャトーが分けられています。
第1級には5つのシャトーが選ばれており、「ボルドー5大シャトー」と呼ばれているので、知っている方も多いと思います。
1855年に、パリ万国博覧会を機にメドック地区のシャトーが格付けされ、当時は第1級は4つのシャトーだったのですが、1973年にあるシャトーが第2級から第1級に昇格したことで、「ボルドー5大シャトー」となりました。
ボルドー5大シャトーを挙げておくので、よかったら参考にして下さい。
- シャトー ラフィット ロートシルト
- シャトー マルゴー
- シャトー ラトゥール
- シャトー オー ブリオン
- シャトー ムートン ロスチャイルド
ワインが造られた年をチェック
ワインが造られた年をヴィンテージと良いますが、このヴィンテージをチェックすることで、ある程度、どういった味わいのワインかが想像出来ます。
ブドウの栽培では、気候や収穫量、ブドウの樹の質の変化があり、これらの変化によって、ワインの状態も異なってきます。
当たり年
ヴィンテージによって、「当たり年」といった表現をすることがあります。
これは、ブドウ生産に適した気候であったかどうかによって「当たり年」かどうかが決まるわけですね。
ボルドーワインでは、1982年、2000年、2005年、2009年、2015年が「当たり年」であるとされていて、該当年のボルドーワインは非常に人気が高くなっています。
年数で熟成されたワインかどうかを知る
「当たり年」とは関係なく、生産年をチェックすることで、熟成されたワインかどうかを知ることが出来ます。
特に、タンニンが多い赤ワインでは、長期熟成することによって、濃厚でまろやかさが引き立つ風味になります。
熟成されたボルドーワインは、肉料理との相性も良いこともあるため、ギフトや特別な日のワインとして選ぶ方が多くなっています。
ボルドーワインおすすめランキングTOP13
ランキング形式で、おすすめしたいボルドーワインをご紹介いたします。
デイリーワインから特別な日のワインまで、幅広い用途を考えて選んでみました。
13位 シャトー・オー・ブリオン 2009 AIHB01A9
出典: Amazon.co.jp
産地;グラーヴ地区
シャトー;シャトー オー ブリオン
ヴィンテージ;2009年
メドック格付け1級のシャトーの赤ワイン
メドック格付け第1級の「シャトー オー ブリオン」の赤ワインで、フルボディタイプ。
シャトー オー ブリオンは、実はメドック地区ではなくグラーヴ地区のシャトーなんですよ。
あまりにも美味しい味わいなので、例外的にメドック格付け第1級に選ばれたのだそうです。
使われているブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ。
ボルドーワインの当たり年と言われている2009年に造られているワインなので、これは期待出来そうです。
お祝いのワインとして選ぶ方、ワイン好きの方へのプレゼントに選ぶと話題性もあるので盛り上がると思います。
価格帯が、当たり年とは言え、若いワインとしては若干高めですが、シャトーの知名度を考えれば妥当かもしれません。
一度は飲んでみたいと思えるボルドーワインですが、価格帯が高すぎるため、ランキング13位とさせていただきました。
12位 シャトー カルボニュー ブラン 2015
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
産地;クラーヴ地区ペサック・レオニャン
シャトー;シャトー カルボニュー ブラン
ヴィンテージ;2015年
高品質ながらもリーズナブルプライス!
シャトー カルボニューは、グラーヴ地区の格付けシャトーで、コストパフォーマンスが高いため人気となっています。
1980年代に、ボルドー大学の教授の品質改良を受け、目覚ましい発展を遂げたシャトーで、高品質を維持しながら価格帯をおさえたワインを生産しています。
こちらの白ワインは辛口で、ブドウ種覚悟に、香り成分を抽出するためにスキンコンタクトと圧搾を行って、樽で発酵と熟成とが施されます。
ブドウ品種には、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデルが使用されています。
爽やかな香りと樽のスモーキーさが魅力の辛口白ワインです。
価格はボルドーワインの辛口白としては一般的ですが、シャトーの知名度を考えるとお得感があります。
ちょっと良い辛口白ワインを、という時に良さそう。
カジュアル感がありますが、ちょっとしたプレゼントにも最適。
価格的には良いと思いますが、希少性に欠けるため、ランキング12位とさせていただきました。
11位 ジロラット ルージュ 2015
出典: Amazon.co.jp
産地;ボルドー
シャトー;ジロラット
ヴィンテージ;2015年
珍しい醸造法☆デスパーニュ家のワイナリー
大人気のジロラットの赤ワインでフルボディです。
ジロラットはデスパーニュ家所有のワイナリー、シャトー トゥール ド ミランボーの畑の中で、特に優れた区画から栽培されたメルローを使っているのだそうです。
直接ブドウを新樽の中へ入れて、樽を回しながら発酵とマセラシオンを行うという珍しい醸造方法を採用しています。
フレッシュでみずみずしい味わいに仕上がるということで、人気が高くなっています。
ジロラットは、メドック格付け第1級のシャトー・マルゴー等をおさえて、様々なワインコンクールで受賞しているというから、これは信頼出来そうです。
使用しているブドウ品種はメルローとカベルネ・フランで、タンニンによる濃厚なコクが味わえます。
価格は、受賞歴のあるボルドーワインとしてはお値打ち感があります。
話題性もあるので、ボルドーワインが好きな方へのプレゼントにもぴったり。
ただ、ジロラットは2001年が初ヴィンテージとあって、歴史的な背景を望む方にはおすすめではありません。
ボルドーワインとしてはまだまだ歴史が浅いジロラットということで、ランキング11位とさせていただきました。
10位 シャトー シトラン 2007
出典: Amazon.co.jp
産地;メドック地区
シャトー;シャトー シトラン
ヴィンテージ;2007年
クリュ・ブルジョワ・クラスでコスパ良
シャトー シトランはの赤ワインで、フルボディタイプ。
シャトー シトランは、1932年にクリュ・ブルジョワと格付けされており、メドック地区でも古い歴史を誇るシャトーとして知られています。
ブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ―使用。
醸造・熟成はオーク樽熟成16ヶ月。
タンニンによる濃厚なコクとしなやかな舌触りが魅力のボルドーワインです。
エチケットには孔雀のデザインが施されており、このワインの気品ある香りにぴったり。
価格帯は一般的に思えますが、年々評価が上がってきているシャトーの赤ワインなので、コスパが良いと言われています。
週末にちょっと贅沢な夕食を楽しみたい、という時によさそうです。
高品質でコスパの良いワインなので、ランキング10位とさせていただきました。
9位 シャトー トゥール カロン 2013
出典: Amazon.co.jp
産地;モンターニュ・サンテミリオン地区
シャトー;シャトー トゥール カロン
ヴィンテージ;2013年
自然派のビオワイン
シャトー トゥール カロンの赤ワインでフルボディタイプです。
ドルトーニュ川右岸で生産されており、この地域のメルロ品種で造られるワインには定評があります。
ブドウ畑は、石灰粘土質という土壌で栽培されており、この土壌はメルロー種には適していると言われているので、メルロ―を使ったワインには特に期待が出来そうです。
こちらのワインで使われているブドウ品種は、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランで、メルロがメインとなっています。
2009年から有機栽培を行っているシャトーで、ビオワインの素朴な味わいが堪能できるワインです。
ヴィンテージごとに、エチケットに描かれたイラストが変わることも人気の理由だと思います。
ビオワインに興味がある方へのプレゼントにも向いています。
価格も一般的で買いやすいところも嬉しいですね。
話題性があることと、コスパに優れていることを合わせて、ランキング9位とさせていただきました。
8位 シャトー クーテ 2008
出典: Amazon.co.jp
産地;バルサック村
シャトー;シャトー クーテ
ヴィンテージ;2008年
甘口ワインで知られるシャトー
シャトー クーテは、甘口ワインで知られており、中でも熟成期間の長い貴腐ワインは非常に人気が高くなっています。
バルザックの土壌は、粘土質で酸性なので、その特性を利用して貴腐ワインが造られます。
こちらは、白ワインの極甘口で華やかな香りが魅力。
デザートワインとも呼ばれる甘口の仕上がりで、デザートと一緒にいただくと美味しさが引き立つワインです。
ワインに使われているブドウ品種は、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデルで、セミヨンがメインです。
甘口ワインを飲んでみたい、という方におすすめです。
ホームパーティーや女子会にも向いています。
甘口ワインが好きな方へのギフトにしても喜ばれそうです。
価格は、10年以上の熟成期間を経ていることを考えるとお得感があるように思います。
高品質の甘口ワインなので、ランキング8位とさせていただきました。
7位 シャトー モン ペラ ルージュ 2013
出典: Amazon.co.jp
産地;プルミエール・コート・ド・ボルドー
シャトー;シャトー モン ペラ
ヴィンテージ;2013年
漫画『神の雫』で登場したモンペラ
シャトー モン ベラは、1998年にデスパーニュ家によって取得されて現在のシャトーになっています。
減農薬農法を行い、醸造設備にも力を入れる等、ワイン造りの技術に長けているシャトーです。
シャトー モン ペラの名前が日本で広まったのは、漫画『神の雫』でシャトー マルゴーにも負けないワインとして登場したからですね。
漫画をきっかけにワイン好きになった方へのプレゼントとして最適なワインです。
こちらは、赤ワインのフルボディタイプで、使われているブドウ品種はメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランで、メルロが主体です。
黒系果実の香りがふわっとしてきて、静かな余韻が楽しめるワインです。
価格帯も非常にリーズナブルなので、デイリーワインとしても良いですが、やはり話題性抜群なのでちょっとしたプレゼントに良さそうです。
人気と話題性の高さで、ランキング7位とさせていただきました。
6位 シャトー ムートン ロスチャイルド エール ダルジャン 2016
出典: Amazon.co.jp
産地;メドック地区
シャトー;シャトー ムートン ロスチャイルド
ヴィンテージ;2016年
格付け第1級シャトーの白ワイン♪
格付け第1級のシャトー ムートン ロスチャイルドで少量製造される白ワインです。
辛口タイプで、使用されているブドウ品種はソーヴィニヨン・ブランとセミヨンです。
柑橘系の香りが魅力で、フレッシュな果実感のある風味が美味しく感じられる白ワインです。
余韻が長く楽しめる白ワインなので、チーズ等と一緒に楽しむと良さそうです。
ワイン好きの方へのプレゼントに選んでも喜んでもらえますし、ホームパーティーでも主役になれる1本だと思います。
価格は高めではありますが、格付け第1級シャトーのワインという点を考えるとなかなかお値打ちではないでしょうか。
高品質で人気のシャトーということを合わせて、ランキング6位とさせていただきました。
5位 シャトー ロック ド ジャン リス キュヴェ フランソワ ティエンポン 2015
出典: Amazon.co.jp
産地;アントル・ドゥ・メール
シャトー;シャトー ロック ジャン リス
ヴィンテージ;2015年
ティエンポン家が栽培から醸造まで手掛ける!
『ル・パン』のオーナーとして知られるティエンポン家が、栽培から醸造までを手掛けるということで、「キュヴェ フランソワ ティンボン」は話題性があります。
平均樹齢30年の選ばれた区画から2万本しか造られないというわいんなのですが、リーズナブル価格なので人気が高いワインです。
赤ワインでミディアムフルボディタイプ。
使われているブドウ品種は、メルロ―とカベルネ・ソーヴィニヨンです。
赤系果実の濃厚な香りが魅力で、リーズナブル価格なのでデイリーワインとしても最適です。
こちらはプレゼント用としてではなく、自宅用としてデイリー使いしたいカジュアル感のあるワインだと思います。
高品質なワインなのにリーズナブル価格の採算度外視商品ということで、ランキング5位とさせていただきました。
4位 シャトー トロット ヴィエイユ 1996
出典: Amazon.co.jp
産地;サン・テミリオン地区
シャトー;シャトー トロット ヴィエイユ
ヴィンテージ;1996年
1996年の赤ワイン
シャトー トロット ヴィエイユの赤ワイン、フルボディタイプです。
シャトー トロット ヴィエイユは、サン・テミリオン地区の歴史あるシャトーで、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに格付けされます。
こちらのワインに使用されているブドウ品種は、メルロ―、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンで、メルロ―が主体です。
ヴィンテージは1996年で、平成8年生まれの方の生まれ年ワインです。
年数が経っているので、熟成された深みが期待出来るワインで、プレゼントにもぴったりだと思います。
価格帯は長期熟成されたワインとしてはリーズナブルなのも嬉しいですね。
産地、シャトー、ヴィンテージ、価格を考えて、お値打ち感があるのでランキング4位とさせていただきました。
3位 シャトー ラスコンブ 2015
出典: Amazon.co.jp
産地;メドック地区
シャトー;シャトー ラスコンブ
ヴィンテージ;2015年
深みのある色合いと甘い口当たりが人気
シャトー ラスコンブの赤ワインで、フルボディタイプです。
シャトー ラスコンブはメドック地区で最大の規模を誇るシャトーで、格付け第2級の位置づけです。
使われているブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドです。
果実感と高品質なタンニンとが魅力で、このシャトーの当たり年ワインは非常に人気が高くなっています。
価格は若いワインとしては若干高めに感じますが、ワインの当たり年と言われる2015年ヴィンテージなので妥当ではないかと思います。
ラスコンブのセカンドワインも人気が高いですが、同様の風味が得られるということなので、さらにリーズナブルな商品を求める方におすすすめ。
格付け2級シャトーで、プレゼント用に適した価格なので、ワイン好きな人への手土産に持っていくと喜ばれると思います。
シャトーやヴィンテージ、価格を考えてランキング3位とさせていただきました。
2位 シャトー デュドン キュヴェ ジャン バプティスト デュドン 2001年
出典: Amazon.co.jp
産地;コート地区、コート・ド・ボルドー
シャトー;シャトー デュドン
ヴィンテージ;2001年
ひと房ごとを丁寧に手摘みしたルビーレッドが美しいワイン
シャトー デュドンの赤ワインでフルボディタイプです。
シャトー デュドンは、メドック格付け第2級のシャトー グリュオ ラローズのオーナーが所有するプティシャトーという位置付けです。
使われているブドウ品種は、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランで、メルロ主体の赤ワインです。
完熟したブドウだけを贅沢に使い、ひと房ごとを丁寧に手摘みした製法が魅力。
ベリーの香りが次第にスパイシーへと変化するということですよ。
口当たりはまろやかで、柔らかなタンニンも広がり、余韻が楽しめるワインです。
プティシャトーの逸品を飲んでみたい、という方におすすめです。
自宅用としてもホームパーティー用としても良さそうなワインだと思います。
ボルドーワインが好きな方へのプレゼントにも向いています。
ヴィンテージ、造り方、価格を考えて、ランキング2位とさせていただきました。
1位 レ ヴァン ファン アントニー バルトン ボルドー ブラン 2016
出典: Amazon.co.jp
産地;メドック地区
シャトー;アントニー・バルトン
ヴィンテージ;2016年
コスパ良のバリューボルドー
コスパが良いことで知られているボルドー辛口の白ワインです。
第2級格付けのシャトー レオヴィル バルトンと第3級格付けのシャトー ランゴア バルトンのオーナーのアントニー・バルトンが造ったワインです。
使われているブドウ品種はソーヴィニヨン・ブラン主体のワインで、すっきりとした爽やかな風味です。
カキ料理やお造り、カルパッチョとの相性が最適。
清涼感のある香りなので、夏にぴったりの白ワインだと思います。
デイリーワインとしても手が出る価格帯で、コスパの良いボルドーワインの白を探している方におすすめです。
プレゼントには向かない価格帯ですが、カジュアルなホームパーティーでは大活躍してくれそうです。
コスパ抜群で高品質なので、ランキング1位とさせていただきました。
【プレゼント用】にはこれがおすすめ
ボルドーワインは人気があるので、ワイン好きの方へのプレゼントには最適です。
でも、どのようなボルドーワインをプレゼントしたら良いのか、迷ってしまいますよね。
ワイン好きの方が喜んでくれること間違い無しの、プレゼント向けのボルドーワインをピックアップしてみます。
シャトー ラフォン・ロシェ 赤&シャトー ラフォン・ロゼ
出典: Amazon.co.jp
産地;サン・テステフ
シャトー;シャトー ラフォン ロシェ
ヴィンテージ;記載なし
隠れたボルドーワインの銘品
シャトー ラフォン ロシェの赤ワインとロゼワインのセットです。
格付け第4級のシャトーで、古い歴史を誇ります。
フランス革命によってボルドーの多くの畑が没収されましたが、ラフォン ロシェの畑はそれを免れワイン造りを続ける事が出来ました。
サン・テステフの中でメドック格付けに選ばれたのはわずかなシャトーだけということを考えると、高品質のワインを造っているシャトーだと思われます。
こちらは赤ワインとロゼワインの2本セットで、お箱に入っているため、プレゼント用として販売されています。
ボルドーワインに詳しい方でも、ボルドーワイン初心者の方へのプレゼントに最適です。
相手に気を遣わせる価格帯でも無いところも良いと思います。
まずはボルドーワインを飲んでみよう
ボルドーワインと聞くと、何となく敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、ボルドーワインはもっと身近なものです。
ランキングで挙げたように3,000円以下のデイリーワインも数多く販売されているので、デイリーワインとして気軽に愉しめるようになっています。
ボルドーワインは、何かの記念日に飲むもの、と思っているなら、それは勿体ない誤解です。
もっと身近にボルドーワインを取り入れる事で、毎日の家での食事も、グッと美味しく感じられることでしょう。
シャトーや産地は、なかなか覚えられませんが、ボルドーワインは飲んで味わうためにあるものです。
まずは、お手頃なボルドーワインを選んで飲んでみてはいかがでしょうか。
ランキングで挙げたボルドーワインの中には、コスパの良い商品も挙げてあります。
ボルドーワインをデイリーに飲むことで、もっと毎日の夕食を美味しく味わいましょう。