寒さが厳しくなってきた昨今、食卓に鍋が出る頻度も増えているのではないでしょうか?好きな具材を入れて煮込むだけの鍋料理は、手軽にできる上、栄養バランスも補いやすくてありがたいですよね。
ただ気になるのは、鍋の味です。出汁をとったり調味料を用意したりと、時に具材選びより手間になってしまうことってありませんか?そんな時に便利なのが鍋の素。
決まった味で予め作られているので、具材と共に鍋に入れるだけで完成します。今回は様々な味や特徴がある鍋の素の選び方をご紹介。おすすめ商品や、手作りの方法についても挙げました。
目次
鍋の素の選び方のポイント
鍋の素は、大きく分けて容器の形状と味で選ぶことができます。
使いやすい容器タイプで選ぶ
一番使いやすい「ストレートつゆパックタイプ」
容器の1つ目は、ストレートタイプ。濃縮されておらず、使いたい分だけそのままの状態で鍋に入れることができます。薄める手間がない分、味の濃淡を気にせず使えるので鍋初心者にもおすすめ。
ただ内容量は複数人向けになっていることが多いので、少人数で鍋を囲む時は注意しましょう。
一人鍋もできちゃう「キューブタイプ」
一方キューブタイプは、1回分ごとに小分けされたタイプ。キューブの名前の通り固形になっている鍋の素が多く、一人鍋など人数に応じてぴったり使い切れるのが魅力です。
塊なので溶かす手間はあるものの、ほかの液体タイプに比べるとコンパクトで、保管しやすいメリットも持っています。
鍋以外の汎用性◎な「ポーションタイプ」
固形ではなく、液体をガムシロップなどに見られる小さな容器に入れたのがポーションタイプ。こちらも人数分きっかり使いやすいのが特徴。
また汎用性が高いのもポイントで、様々な料理に使えます。鍋では〆にうどんやご飯を入れることがあると思いますが、ポーションタイプならば最初から煮込みうどんの出汁、雑炊の味付けとして使うなどのアレンジにも役立ちます。
使いたいときに使う分だけ「瓶タイプ」
最後は瓶タイプ。こちらは小分けではなく、大きな容器にひとまとめで入っているのが特徴です。人数分の軽量や希釈の手間などはありますが、保存可能な容器であるため、使いきれなかった時にも安心。複数人での鍋はもちろん、頻繁に鍋料理を作ることが多い方にも向いています。
鍋の素の種類は食べる人に合わせて選ぶ!
スタンダードな「塩」「醤油」「味噌」「ちゃんこ鍋」
自分1人鍋なら好みでよいですが、家族や友人と囲むのであればメンバーの好みも考えましょう。まずは誰でも食べやすいスタンダードタイプ。
塩や醤油、味噌といった代表的な調味料ベースのほか、ちゃんこ鍋味の鍋の素も好き嫌いが少なくおすすめです。好みがまだわからない方に出す料理としても選びやすいでしょう。
ちょっぴりスパイシーな「カレー鍋」「キムチ鍋」
味の濃さやインパクトなら、カレーやキムチと言った香辛料を効かせた鍋の素もぴったり。特に寒い日など、香辛料で内側からポカポカ暖まりたい時などに重宝します。
味がしっかりしているので、〆の麺類やご飯との相性が良いのも魅力ですね。鍋と言えば〆までしっかり楽しみたいという方にも向いています。
女性に人気な「豆乳鍋」「トマト鍋」
女子会など、女性が多いならヘルシーな豆乳やトマト味の鍋の素も人気。好きな具材を楽しみたいけれど、栄養も気になる女性にはぴったりです。
こちらも〆まで楽しめる味で、どちらもご飯を投入しリゾットとして楽しむことができます。トッピングでチーズなどを用意しても美味しいです。
変わり種鍋の素も要チェック!
チーズと言えば、鍋の素自体がチーズ味という商品も見られます。そのほか、より酸味の効いたレモンベース、ニンニクやごまなどを加えたより深みある鍋の素など、変わった味も存在。
いつも同じ味では飽きてしまうという方は、たまに取り入れてみるのもよいでしょう。
【2020・21年最新】鍋の素おすすめ人気ランキング8選
ではここで、おすすめ鍋の素をランキングでご紹介します。様々な味、タイプがあるので、改めて自分の好みや使いやすさを考えてみてください。鍋が初めて、頻繁に作らないという方も、下記の鍋の素からスタートしてみましょう。
第8位 ハウス カレー鍋つゆ 寄せ鍋風
容器タイプ | パウチ |
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内容量 | 425ml |
人数目安 | 3~4人前 |
〆はカレーリゾットで
まず8位は、ハウスのカレー味。カレーメーカーのハウスが出しているだけあって、鍋の素ながら本格的なカレー味が楽しめます。
〆はカレーリゾットやカレーうどんなどを楽しめるのも魅力です。2倍濃縮と、希釈の計算がしやすいのもポイント。ただ最低でも3人分なので、少人数での鍋の際は注意してください。
おすすめ具材はやはりカレーに合う物を。牛肉やにんじん、ジャガイモに玉ねぎ、トマト。またエノキなどのキノコ類や、ウィンナーなどの洋風具材も相性ピッタリです。
第7位 ミツカン 麺&鍋大陸 濃厚鶏白湯スープの素
容器タイプ | ボトル |
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内容量 | 1110g |
人数目安 | – |
ラーメンのスープとしてもおすすめ
続いてはミツカンから、大容量の麺&鍋大陸。とんこつやキムチチゲなど様々なバリエーションがありますが、今回はその中でも濃厚鶏白湯スープを選びました。
とんこつとキムチに比べるとややあっさり目で、具材の味を感じやすいのが魅力。鳥ベース好きな方にもおすすめです。鍋の素としてだけでなく、ラーメンスープにも使えますから、〆をラーメンにしても楽しめます。
鶏肉を加えてより深い味を楽しんだり、白菜やキャベツ、長ネギ、キクラゲや春雨などが具材として合わせやすいです。
第6位 エバラ 担々ごま鍋の素
容器タイプ | 瓶 |
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内容量 | 300ml |
人数目安 | 4~5人 |
ゴマの香りとコクが好きな方に
4位はエバラの担々ごま鍋の素。7位とは異なり、1本を全て鍋に投入するタイプ。ただ瓶容器ですから、少人数で余らせてしまった場合にも保存しやすいメリットを持っています(早めの使い切り推奨)。
鍋のほか、担々麺のスープや、ごまだれとしてサラダなどに利用できるなどアレンジしやすいのも少人数の方に便利ですね。
おすすめ具材は、担々麺を意識するならやはりミンチ。もちろんスライス状の牛肉も合います。そのほか長ネギや白菜、豆腐など、具材そのものにはあまり味がないものだと、ゴマの濃厚さを楽しみやすいです。
第5位 ヤマキ 豚しゃぶ野菜鍋つゆ
容器タイプ | パウチ |
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内容量 | 750g |
人数目安 | 3~4人 |
出汁メインで具材の味重視の方にもおすすめ
ヤマキの豚しゃぶ野菜鍋つゆが5位。かつおだしをベースに造られた鍋の素で、味自体はあっさり目ですが、その分具材の味をきちんと堪能できる商品です。
別途たれ要らず。野菜や肉の甘味など、具材本来の味を楽しみたい時に向いています。濃すぎる味では胃もたれしてしまうという方にもぴったりです。
豚しゃぶの素である以上、やはり豚肉は欠かせない具材でしょう。野菜では白菜や水菜など葉物系がおすすめです。またかつおだしを活かして、〆はうどんを楽しみましょう。
第4位 味の素 鍋キューブ うま辛キムチ
容器タイプ | パウチ |
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内容量 | 76g |
人数目安 | 1キューブ1人前 |
キムチ料理を楽しめる
4位はキューブタイプから、キムチ味の鍋の素をご紹介します。1袋当たり8個のキューブが含まれており、1人鍋8回でも4人鍋2回でも、好きな分量で楽しむことができます。
固形ではありますが、水と共に鍋の初めに投入することでゆっくりと全体に溶けるので、味が偏ってしまう心配がないのは嬉しいポイントです。
おすすめ具材は、肉類や長ネギ、豆腐などキムチと相性が良いもの。また〆のキムチうどんやキムチ雑炊に合わせて、卵やチーズなどを用意してもおいしいです。
第3位 エバラ プチッと鍋 豆乳ごま鍋
容器タイプ | ポーション |
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内容量 | 40g×4P |
人数目安 | 1P1人前 |
時短鍋のお供に
ポーションタイプのプチッと鍋を3位にしました。既に液体となっているポーションタイプのため、鍋が煮だってしまってから入れても楽しめるのが魅力。
言い換えれば、忙しい時や急に思い至った時などの時短料理にも役立ちます。豆乳+ごまで、まろやかさと優しい味が特徴の鍋の素。ほかにもスンドゥブや味噌味などが選べます。
にんじんやキノコ類など、ホワイトソースに合う具材だとこちらの鍋の素にも使いやすいです。また豆腐など、大豆の成分をより得られる具材を追加しても楽しめます。
第2位 カゴメ 甘熟トマト鍋スープmini
容器タイプ | パウチ |
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内容量 | 50g×2 |
人数目安 | 1袋1人前 |
さっぱりさとヘルシー志向の方に
2位はパウチが個包装されたタイプの鍋の素。液体かつ濃色なので、タイプとしてはポーションに近いです。味はカゴメだからこそのトマトベース。さっぱりした酸味は後味がしつこくない上、野菜ベースゆえのヘルシーさも期待できます。
トマト味なので、ウィンナーやベーコン、ハムなどの肉類が具材として合わせやすいです。そのほかブロッコリーやピーマン、さらにトマトを追加するのもあり。また〆にパスタやリゾットを加え、チーズをトッピングしても美味しいです。
第1位 味の素 鍋キューブ 鶏だし・うま塩
容器タイプ | パウチ |
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内容量 | 8個 |
人数目安 | 1キューブ1人前 |
家族皆で楽しみやすい味
おすすめ鍋の素1位は、味の素のキューブタイプ、鶏だし・うま塩味です。鶏ベースと塩という汎用性が高い味付けで、1人鍋はもちろん家族で鍋を囲む際にも好き嫌いを気にせず使えます。
キューブタイプなので必要に応じて量を調整しやすいのも魅力ですね。4位でうまからキムチをご紹介していますが、ベーシックな味であれば寄せ鍋しょうゆなども選べます。
鶏ベースなので鶏肉、手羽先や肉団子として入れても美味しいです。野菜では白菜や長ネギと言った定番がおすすめですが、癖が少ない味なので好みの具材を入れてみるのもあり。豆腐やしらたき、キノコ類も向いています。
おすすめ人気鍋の素の比較表はこちら!
商品画像 |
No.1
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No.6
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No.7
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商品名 | 味の素 鍋キューブ 鶏だし・うま塩 | カゴメ 甘熟トマト鍋スープmini | エバラ プチッと鍋 豆乳ごま鍋 | 味の素 鍋キューブ うま辛キムチ | ヤマキ 豚しゃぶ野菜鍋つゆ | エバラ 担々ごま鍋の素 | ミツカン 麺&鍋大陸 濃厚鶏白湯スープの素 | ハウス カレー鍋つゆ 寄せ鍋風 |
容器タイプ | パウチ | パウチ | ポーション | パウチ | パウチ | 瓶 | ボトル | パウチ |
内容量 | 8個 | 50g×2 | 40g×4P | 76g | 750g | 300ml | 1110g | 425ml |
人数目安 | 1キューブ1人前 | 1袋1人前 | 1P1人前 | 1キューブ1人前 | 3~4人 | 4~5人 | – | 3~4人前 |
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to buyインフルエンサーおすすめの鍋の素もご紹介!
金沢おでんだし64g(8g*8本)スティックタイプ
鍋の素がない…そんな時の手作り鍋の素レシピ!
鍋の素が家にない、買いに行く余裕がないという時に便利なのが手作りです。
調味料の配分を考えるのが面倒とはいえ、覚えてしまえば普段家にあるものばかりですから、場合によっては鍋の素を購入するより楽かもしれません。ここでは1番手軽にできる醤油ベースの鍋の素をご紹介します。
材料(1人鍋用)
- 醤油大さじ1
- みりん大さじ1
- 酒大さじ1
手作り鍋の素の作り方
作り方は、材料を混ぜるだけでOK。醤油は同量の味噌や鶏がらスープなどに置きかえれば、それぞれの味の鍋の素が作れます。複数人で鍋を囲む場合は、その都度量を増やしましょう。状態としては濃縮タイプですから、鍋には1人あたり水400ml程度を入れてください。
鶏がらスープ以外の場合出汁がありませんが、具材として肉やキノコ、また魚介類や白菜、トマトなどを入れましょう。味に深みが出るので気になりません。
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鍋の素でホッとする食事に
寒さは手足がかじかむだけでなく、内蔵の冷えも招きやすく健康にも影響しがち。そんな時は鍋料理で身体の芯から温まりましょう。
既製品の鍋の素さえあれば、好きな具材と共に鍋の中に入れて、あとは温まるのを待つばかり。料理が苦手な方でも作れますし、複数人で食事をする際にも盛り上がります。
様々なタイプ・味がありますから、使いやすい鍋の素を選んで、冬を乗り切りましょう。
スティックタイプですのでスティック1本を使って1人前のおでんが作れさらに2.3人前となると水分とスティックの数を増やせば簡単に調理できます。
顆粒になっているので炒めものの調味料としても昆布と鰹の風味を活かせ、さらにうどんやお鍋料理、煮物にも活用でき調味料として優れもので家庭でも大活躍してくれます!
家庭に1つストックしておくと急なお客様への振る舞いにも役立ちます。